2010-01-01から1年間の記事一覧

Obama' approach in foreign policies to be changed?

10日間に及ぶアジア歴訪を終えたPresident Obama。横浜でのAPECのあと、ヘリで鎌倉へ。幼少の頃、母親に連れられ見学した大仏を再訪。味が忘れられなかったgreen tea ice cream barをほおばり留守中の2人の娘さんへの数珠のブレスレットをお土産に帰米の途…

《続》Suu Kyi女史−−Dawと呼ばれて意気軒昂

昨日7年半ぶりにhouse arrestを解かれたSuu Kyi女史を14日付The NY Timesは“Burmese Dissident”(ビルマの反体制活動家)と呼び、次のように伝えている。 “One day after being freed from house arrest, Myanmar's pro-democracy leader, Daw Aung San Suu K…

Suu Kyiさんは自由の身になったのか?

“Aung San Suu Kyi walks free”−−英紙The IndependentのHeadlineだ。 Bloomberg Businessweekも米東部時間13日6:37am、“Aung San Suu Kyi Released From Detension in Myanmar, Lawyer Says”と報じた。 ビルマ民主活動家leaderのスーチー女史がhouse arrest…

“理想と希望は萎んだのか?“”Obama Speech

米中間選挙期間中、Barack Obamaは景気対策やGOP批判に終始した。結果はあえなくDPのHouseでの歴史的敗北となった。 米国の現状を直視すれば内向きになるのも止むを得ないだろうが、Obama氏のSpeechから理想や希望が聞かれなくなったとき、特に若者はObama離…

警戒すべきPeer Pressure−−bullyingに通じる

“Peer pressure and bullying go hand in hand”−本日の某英字紙のheadline--「『同調圧力』はいじめに直結」--に注目した。 Peer pressureが児童・生徒たちのあいだで強まる傾向がある。“Peer pressure refers to the pressure in individuals to conform a …

今なお面白く、タメになるPeanuts--“Charlie Brownとその仲間たち”

70年代〜80年代にかけて高校生にEnglish Readingを教えていたころサブ・テクストにCharlie BrownのCartoonsを使った。4コマ漫画のballoonを読解し、オチを理解する。高校生にとってそう簡単な題材ではない。 8人?のcharactersがそれぞれ個性的で魅力がある…

5時間34分と前後半合わせて1時間

ビルマ(通称ミャンマー)で20年ぶりに総選挙が行なわれた。立候補登録料が500ドルかかる。アジアの最貧国ではべらぼうな高額だ。これじゃ民衆は立候補できない。これも軍政が反対勢力の国民民主連盟(NLD)を排除するためだろう。 リーダーのAung San Suu Ky…

不屈の闘女Nancy

大敗した下院Demの多くはBlue Dog(保守穏健派)だった。 リベラル派は余り痛手を受けず再選されている。同派の盟主がHouse SpeakerのNancy Pelosi院内総務だ。 このDPのトップは今度Minority leaderとなり、来年1月House Speakerの座をGOPのJohn Boehnerに明…

GOPの次の狙いは見え透いている−“Obama, don't change the course but change your ways”

The Midterm ElectionにおけるDPの歴史的敗北を受けて米英メデイァはBarack Obamaの頭にいろんな冠を被せている。 rebuke(懲戒を受けた)、chastened(懲らしめられた)、subdued(征服された)、shellacking(完敗の)等々。 昨日のThe White Houseでの記者会見…

Barack Obama起床!

“GOP captures control of House:Democrats to retain Senate” Midterm electionの大勢がほぼ判明した直後のThe Washington PostのHeadlineだが、主な英米紙に共通した見出しだ。 Tea Party旋風が吹き荒れたことは確かだが、この神輿に乗って当選した新人議…

Make a fresh start, Obama!

米The Midterm Electionの投票が始まった。 出口調査を待つまでもなく、Barack Obamaの苦戦はは必至だ。GOPのHouse(下院)での歴史的圧勝は確実視されている。Senate(上院)もDems.が大苦戦、GOPに奪取される懸念さえある。 最終の集計結果はフタを開けるま…

隣国に踏み絵を迫るassertive China

“China's rise forges closer ties between its neighbors”(中国の躍進は隣国に緊密な結びつきにを迫る) “A newly assertive China prompts neighbors to team up”(新たな傲慢国中国、隣国に協力を促す) 今日のInternational Herald Tribuneの見出しだ。a…

“the ten-minutes' talk”(交談・懇談)もsummit talks?

今朝の本邦メディアは一斉に「日中首相、一転『懇談』」のFront line。 前日、首脳会談を拒否した中国側がHanoi市内の会議場控え室で10分程度の首脳“懇談”を受け入れた。 同行の官房副長官に言わせれば「懇談は偶発的で、自然な形で行なわれた」そうだ。しか…

踏んだり蹴ったりのPM Kan−−怪しい当事者能力

今朝の本邦Y英字紙のFront Pageは“Maehara, Yang agree to fix ties”が踊る。asahi.comは冒頭“China seemed ready Friday to entertain summit talks with Japan's Prime Minister Naoto Kan and put bilateral relations on a positive track”とコメント。3…

「大人になったら何になろうかしら」−Sophia Loren意気軒昂

先日、「仏女優MoreauとDeneveお久しぶり」の挨拶記事を書いたところ、今度はItalyの大女優Sophia Lorenが来日した。イタリアン・リアリズム全盛時に銀幕を飾り現在76歳。高松宮殿下記念世界文化賞を受賞、高齢どころか堂々たる貫禄には圧倒される。 日本で…

冷雨の街、武蔵野の日のありどころ

11月を待たず職場のオフィスに暖房エアコンが作動した。 今日の街の風景に似て、我が国政界も経済界も木枯らしが舞う。円高の進行にやきもきし、株価も低迷、雇用情勢は一向に好転しない。深層は疑問だが、中国の反日デモ、いつ収束するのか。この状況では日…

狭い料簡のNPB、向こうのMLBが面白い

今年の日本シリーズ。LotteとDragonsの対戦となった。セはGiants、パはSoft Bank、或いは関東のファンならSeibu Lionsが最後まで勝ち残ることを期待していたんじゃなかろうか。 が、勝負は時の運とばかり言っていられない。勝つべきして勝ち、負けるべくして…

洋の東西Protests(デモ)の嵐−−マッチポンプと有理

中国各地に拡大する反日デモ。ネットを使って“お知らせ”まで出る有様だ。 官製デモの臭いフンプン、「気持は理解する」と気取っていた外務省当局だが、情勢はやぶ蛇。このままだと矛先が尖閣・反日から、自分の喉もとに向かってくる気配だ。相変わらずお祭り…

夕闇の秋色とチャルメラ屋台

奄美が記録的豪雨に見舞われている。フィリピンで発生した瞬間秒速90mの超狂風のあおりか。それにしても今年の異常天候、気象異変は単なる自然の悪戯だとは思えない。英字紙の見出しはheavy rainと味も素っ気もない。現地はまさにunbelievable climateと云…

芸ががさついていないか・・・

師走、三鷹の公会堂に立川流一門がやってくる。 「家元・立川談志が再び登場」の案内が届いた。「ご自身の体調を鑑み、内容は当日までのお楽しみ。落語への愛に満ちた立川談志師匠の言葉の重さと、立川流一門の高座をじっくりとご堪能ください」とある。 談…

筆も達者で舌鋒鋭い26歳−McCain嬢

John McCain上院議員の娘さんは歯に衣を着せない。その名はMeghan McCain。若干26歳にしてコラムニストで著書も出している。 名が知れたのは2008年の大統領選での親父さんの負け試合を綴ったon line chronicle(ネット新聞)。同年、“My Dad, John McCain”を…

東西のデモ模様、独逸の逆戻り?

中国内陸部の都市で相次いでデモが連発している。学生を中心とした「反日デモ」はもっぱら尖閣諸島海域の領有権をめぐるナショナリズムに起因するものならばいささか由々しき事態だ。中国外務省は日本製品の不買や商店や日本車破壊行為に対し、「気持はわか…

喝采!Moreau, Deneuve銀幕に登場

ヌーベルパーグの一時代を担った仏女優Jeanne Moreauも今やスクリーンでお目にかかるの無理だ。御歳82歳。日本と違い、老齢をひっさげて銀幕に出ることはまずない。Sohia Loren(76歳)もLiz Taylor(74歳)もそうだ。往時のファンの抱くイメージを壊したくな…

噺家の言葉を盗む

今年6月、落語協会会長に柳家小三治さんが就任した。業界第一人者で名人、噺は正統派、これ以上の人事はなかろう。 その小三治会長のもと初の真打襲名披露が先月初め行なわれ、5名の真打誕生と相成った。 小三治さんの表情は終始穏やかだ。披露パーティで…

忘れられぬ言葉との邂逅

もう旧聞に属するかも知れぬが、大江健三郎氏が講演のなかで“引用”した言葉“意思的楽観主義”。『苦しい場面に置かれた時に物事の悪い局面に目がいくのはある意味で自然である。困難な場面において、その状況の積極的な面を見出すには、見出そうとする意思が…

劉霞さんを自宅幽閉−−どこまでやるのCPC!

服役中の劉暁波さんとの涙の面会を終えた劉霞夫人だが、待っていたのは当局による自宅軟禁。Aung San Suu Kyi女史と同じだ。外出は警察官に周囲を囲まれ身動きできない。彼女だけでなく彼女の兄弟の携帯電話も遮断され、外部からの連絡不能。中国在住のEU代…

中国の対国際社会への恫喝−(腫れ物に)触らぬ神にタタリ無しか?

劉暁波氏のNobel Peace Prize受賞は「ノーベル平和賞に対する冒涜」だと中国当局はノルウェイを恫喝。外交面でも人権問題での批判を封じ込めるのに懸命だ。ましてや、中国国内の言論統制と監視体制の強化は異常だ。非公認のキリスト教信者の北京空港からの出…

Nobel Peace Prizeに歯切れ悪い日米

Nobel Peace Prize 2010は服役中の中国反体制活動家劉暁波(Liu Xiaobo)に授与されることになった。 オスロの平和賞選考委員会は“The Nobel Peace Prize 2010 was awarded to Liun Xiaobo 'for his long and nonviolent struggle for fundamental human right…

重すぎるex-President Bushのツケ

mid-term electionが近づくなかで、雇用情勢の悪化など一向に好転しない国内経済を中心に内政問題をめぐり保守派から集中砲火を浴び、苦悩するPresident Obama。「隣人の住宅ローンのツケを払うのになぜ我々の税金をつぎ込まなきゃならんのだ!」まことに単…

新たな分野で新しいことを思考する−−理科離れにストップ?

今夕7時8分(米東部時間6:07AM)、The NY Times発のBreaking News Alert(ニュース速報)が入った。 “Three Share 2010 Nobel Prize in Chemistry”(ノーベル化学賞3名が受賞)のHeadline。三名のなかに2名の日本人科学者が含まれている。 “Richard F. Heck, Ei…