2011-01-01から1ヶ月間の記事一覧

The State of Union AddressとA Speech on the Administration Policies--呼称の違い以上の大きな違い

先日のPM Kanに限らないが、我が国Premierの国会開会における施政方針演説の情景ににはいつもがっかりさせられる。まず拍手とヤジ合戦が不愉快だ。 それにもまして内容の空疎さには政治音痴の国民もシラケル。おまけに、Premierは演題の原稿を見っぱなし。ま…

We Do Big Thingsを可能にするには

今朝早くBarack Obamaの全米最大の支持組織Organizing for AmericaのDirectorであるMitch Stewart氏からメールが届いた。 先日のObama State of Union Addressのキャッチフレーズ、“We do big things”をいかに推進し、達成していくかを支持者や米国民に問い…

“内向き”のObama Address in the State of Union---米国の底力を鼓舞し結束を訴えるが・・

米東部時間25日夜行なわれたObama State of the Union Address。視聴者に対するCNNの緊急電話調査によれば『評価する』と答えた人が84%に上ったという。前日の我が国PM Kanの施政方針演説とは雲泥の差だ。 下院議場にPresident Obamaが正面通路から登場する…

Barack Obama、The State of the Union Addressで“Win the future”・・・?

三日後にThe State of the Union Address(一般教書演説)を控えたPresident Obamaより23日、“Winning the future”「未来を勝ち取る」ためにと題する自身の教書演説の基調ともいえる予告編がemailで送られてきた。 約4分のvideoに集約して演説に寄せる自らの意…

中国の学校教育は驚異か脅威か?

ピューリッツァ賞受賞の米ジャーナリストNicholas D. Kristof氏がThe NY Times紙に“China's Winning Schools?”と題するコラムを掲載。 「孔子の儒教教育が世界を制覇」と直言している。昨年12月の国際学力調査によれば、世界65ヶ国の若者の算数、理科、読解…

人権((human rights)より互恵?

米国がHu Jintao中国国家主席を国賓として厚遇した。14年前江沢民主席の国賓待遇訪米以来久々である。 5年前の2006年4月、Hu主席は初めて訪米、当時のBush政権は中国側の求めに応じず、国賓待遇を拒否した。Hu主席を英米メディアはPresident Hu Jintaoと呼び…

Tucson Tragedyから教訓が導けるか?

昨年米議会で議論沸騰のHealthcare Billが議会通過以後、the midterm electionの選挙区マップに倒すべきDC候補、重点地区をrifle cross hairsの目印を付け、過激なrhetoric“Don't retreat, instead--reload”(撤退するな。弾をこめよ!)を連発したSarah Palin…

政治的rhetoricを抑制したObama Tucson Speech-“We can be better”

President ObamaのTucson Tragedyへの対処に対する米国民の高感度は高かった模様だ。米国人ならずとも感動を呼ぶ30分余の追悼集会での語りかけ。惨劇へのObama氏の反応に、政治的ベクトルから見ても肯定的意見が多い。10人に8人が高得点を付け、口悪いGOP議…

災禍と惨劇---open doorと触れあい

95年1月17日から16年を経た。その年度末(96年3月)、ボクは次のような一言を若者に投げかけている。 「この1年ほど、私たち日本人のこんにちのあり方が根底からから揺さぶられた年はありません。あの二つの出来事は、間違いなく、後世の歴史書に、それも世界…

Tucson Tragedyの衝撃(終章)

犠牲者6人、その中には連邦判事や9歳の少女が含まれている。負傷者13名、頭を狙い撃ちされたGiffords下院議員は重態に陥った。この狙撃犯の凶行から1週間が過ぎた昨日土曜日、現地Tucsonのthe Safewayスーパーマットでは予定通り銃の見本市が開かれている。 …

Tucson Tragedyの衝撃≪5≫(To be continued)

Tucsonの惨劇についてピューリッツァ受賞のジャーナリスト前The Washington Post副編集長Eugine Robinson氏は“We may not be sure that the bloodbath in Tucson had anything to do with politics, but we know it had everything to do with our nation's …

Tucson Tragedyの衝撃≪4≫(To be continued)

Arizonaはかねてより政治的不安を抱える風土であり、暴力や破壊行動の発生が悩みの種だった。州そのものが銃所持に対し全土で最も寛大だ。いつでもどこでも持ち歩きOK。今回標的となったMs.Giffords議員もObama氏が推進したmedicare billは支持したが、銃保…

Tucson Tragedyの衝撃≪3≫(To be continued)

Tucsonの惨劇から2日過ぎた10日、President Obamaは犠牲者や被害者への哀悼と祈りの黙祷を全国民に呼びかけた。 英紙The Independenceは“Briefly united, America falls silent grief and remorse”“A minute's silence to honour those slain in Arizona was…

Tucson Tragedyの衝撃≪2≫(To be continued)

日本海側の異常な厳寒と豪雪はいつまで続くのか。気象が日本列島を縦に分断している。 昨夏の猛暑、そして東南アジア諸国の大洪水はラニーニャ現象によるものらしい。太平洋赤道域東部の海水温の上昇がエルニーニョ現象、逆に海水温の低下がLa Nina(ラニーニ…

Tucson Tragedyの衝撃(To be continued)

Arizona州Tucsonは伝統的な保守的風土で知られている。 先のthe Midterm Electionの下院選、DCのMs Gabrielle GiffordsがGOP候補を僅差で破ったのも奇跡に近い。同議員は地元での集会・演説会を頻繁に開き、草の根の選挙運動を展開した。その彼女が土曜日、…

キーワードはやはり「創新」・・・

“松の内”と云えば、松飾を飾っておく期間、通例元旦から1月15日までを指したものだが、最近は7日の七草粥を食べ終わればオシマイとされている。 ところが今年はお正月気分がなかなか抜けない。1つには公立学校の三学期の始業が11日にずれ込んだせいもあろう…

音羽屋の掛け声侘びし江戸鏑

昨年と日も同じお正月の6日、国立劇場初春歌舞伎公演を観に出かけた。 明治23年の初春、子規が畏友漱石から受け取った手紙には、『当年の正月は不相変雑煮を食ひ寝てくらし候 寄席へは五、六回程参りかるたは二辺取り候・』とある。“寄席に五、六回程”とは羨…

好奇心と正義と約束と・・

Catherine Deneuveが来日、TV A人気の部屋の対談番組に登場した。 大の日本好きである“仏蘭西の誇る大女優“もまもなく古稀を迎える。余りの普段着姿にビックリしたが、語る口調は少し遠慮勝ちのようだが、毅然として明確だ。「好奇心は絶やさない」と強調し…

日脚延びる陽の初春

好天が続くせいか、夕闇せまれど延びゆく日脚が眩しい。 巣鴨の地蔵通りも足の踏み場もないほどの混みようだ。百貨店も含めdiscountで商売繁盛? さほど不況感は感じられない。 久々に小三治師匠が上野鈴本の高座に登場。TVで拝聴したが、まさにプロフェショ…

意気込むGOPのnewcomersの多くはTea Party Children?

3日。日本晴れ。 一族の1ファミリーが我が家で一泊。夜が明けた。四月から小六と小三になる 孫娘が五時起きとは驚いた。いつもと違って興奮気味か・・? 朝から大学箱根駅伝の往路をTVで観る。山下りでW大がTY大を追い越した。 W大10区のアンカー、TY大にじ…

初夢なし

2日、日本晴れ。 恒例の一族郎党の集合の日。新年会である。 今年は2人増えて11人(柴のHannnahを含める)になった。 大学箱根駅伝とラグビー大学選手権準決勝をTV観戦。平凡なお正月だ。 平凡で平穏がいい。 が、内外のメディアが伝えるupdade newsやNews Al…

austerity(緊縮)するもshrink(萎縮)する勿れ

一本の棒が貫き、昨年(こぞ)が暮れ今年が明けた。 朝晴天、昼間から冬曇の情景の元旦だ。 昨暮、12月20日、Merriam Webster Dictionary Onlineが昨年最も検索されたwords Top 10を発表した。毎年恒例となっている。 そのトップは、意外な感じもするが、“aust…