Tucson Tragedyの衝撃≪2≫(To be continued)

日本海側の異常な厳寒と豪雪はいつまで続くのか。気象が日本列島を縦に分断している。

昨夏の猛暑、そして東南アジア諸国の大洪水はラニーニャ現象によるものらしい。太平洋赤道域東部の海水温の上昇がエルニーニョ現象、逆に海水温の低下がLa Nina(ラニーニャ)。何故かスペイン語の女子名である。

いつ消える見通しのたたないQueensland州の未曾有の大洪水はMonsoon Rain(モンスーン・レイン)がもたらした現象だ。正しいくいえば、Indo-Australia-Monsoon。


ところでこのMonsoon気候だが北米も無縁ではない。NAMと呼ぶが、6月〜7月にかけてArizonaの空にMonsoon Cloudsが現われる。

いまのArizona州はTucson Tragedyに覆われている。Tucsonのお天気は気温13℃、湿度28%。夕刻3℃、湿度23%の東京郊外に比べれば冬でもはるかに温暖だ。同州PhoenixNPBMLBのWinter〜Spring Camp地に選ばれる点からみてもその温暖さは想像できる。
が、Tucsonはいまゾッとするほど街ゆく人の心は冷え込み、戦慄に慄いている。6人の犠牲者、多くの負傷者、Gabrielle Giffords下院議員の容態も予断を許されない。病院の前には祈りのキャンドルが揺れている。


惨状の場となった現地のスーパー前の広場は2011/01/08Ground Zeroになるのか・・。

CNNは“Tucson Tragedy Hangs Over BCS Finale”のヘッドライン・ニュース。当地で行なわれる予定のNational Championship College Football Gameの決勝戦が延期となるようだ。

今日は成人の日。1月15日だったものが何時のころからか1月第2月曜?になってしまった。「成人の日」、直訳すればAdult Dayと言いたいところだが、正しくはComing-of-Age Dayと言う。意味深長のようで曖昧な意味だ。20歳の新成人、今流に言えばYoung AdultsあるいはAdult Childrenの方が的を射ているかも知れぬ。

寒風の夕刻、柴のHannahに連れられ1時間散歩させられた。ご本人はまだ歩き足りないのかkennelに入れられ不満そうだ。