2015-11-01から1ヶ月間の記事一覧

恐怖と憎悪こそterroristsの思うツボ

国際社会に衝撃を与えたパリの同時テロ事件。市民の恐怖心を煽るのがterroristsの狙いだ。「西欧文明を破壊せんとする組織化された企てだ」などと定義する政治家もいるが、さにあらず。市民の間にパニックを植えつける企てだと言える。そもそもあのterror at…

元政治犯の詩人が国防相を破るーBurma総選挙

In a New Myanmar, a Poet Defeats a Generalと最新のThe NYT. 先般のMyanmar総選挙で当選が確実視されていた最有力候補の国防大臣に1詩人が挑戦。詩人が劇的に勝利した。その名はU Tin Thitさん。自身、警察署と軍事施設近くで投票を済ませた同氏、かつては…

Burmaは誇りある国に生まれ変わるか?

2007年9月末〜10月にかけて民衆と僧侶たちの怒りが爆発したBurma。国の富を収奪する一部特権階級と頑迷に国盗りを続け鎖国化する軍事政権に堪忍袋の尾が切れたのか、民衆が街頭に出て抗議の非暴力デモ、民主化を叫んだ。悲痛な当時の外信Headline--- “Myanma…

見落とせられた歴史・・・

ヒロシマ・ナガサキを経験し、フクシマに直面した我々日本人だが、1986年に起きたチェルノブイリ原発事故に対する深い理解と認識は希薄だ。 「チェルノブイリの祈り」の著者Svertlana Alexuevich女史が------ 『一人の人間によって語られる出来事はその人の…

3/11以後、別の世界になってしまった

今年のThe Nobel Prize in Literatureを受賞したウクライナ生まれのジャーナリストSverlana Alexuevich女史。民衆の視点に立って、戦争の英雄神話を打ち壊し、国家の圧迫に抗い続けながら 執筆活動を続けている。同氏の著書「チェルノブイリの祈り」(Chernob…