2010-11-01から1ヶ月間の記事一覧

From no tolerance to zero-tolerance?--南北一触即発?

韓国のPresident Lee Myung-bakが北朝による延坪島砲撃に怒りのスピーチ。 英紙The IndependentのHeadlineは“President expresses outrage over North Korea attack”とシンブルだ。 The Washington Post紙は“South Korea president takes responsibility to …

此方はIce、彼方はfire

世界各地でデモが頻発している。Italyの学生が怒りの抗議デモ。政府提案の大学予算削減方針の撤回を求めるprotestsが拡大している。 観光名所The Leaning Tower of Pisa(ピサの斜塔)が包囲され、一時学生が斜塔のてっぺんまで上って占拠する騒ぎだ。 去年出…

人生に対する矜持

“社会的弱者、差別された側にたつ新しい『民衆派作家』像”。辻井喬氏の近著「私の松本清張論」の表紙の帯のキャッチコピーである。 辻井氏は「大衆的な“正義感”のようなものに訴える大衆性があるのではないか」という観点から清張作品を読み解いている。清張…

The two tragedies--Sorrow(悲しみ)とPrayer(祈り)・・Not anger?(怒りを超えて?)

各種メディアは“North Korea's attack”に対する驚愕と怒り一色だが、NZ南島ではcoal mineの二度にわたるblastによりNo Hope Lost(一縷の望みも絶たれた)。カンボジアのPhnom Penh festivalでは群集が将棋倒し、378名が命を失った。 この二つの悲劇は国際ニ…

Thanksgivingどころか不穏なAsia Pacific

勤労感謝の日。戦前の新嘗祭である。「勤労をたつとび、生産を祝い、国民互いに感謝しあう」ことを趣旨としているが、この国民の祝日が公布・施行されたのが1948年。まだ日本は米占領下にあった。GHQは国家神道と結びつく新嘗祭を危険視し、米国のThanksgivi…

呆れた“ワシントン・レポート”の低劣さ

H.Y氏はTV12chの「ワシントン・レポート」を売り物にしているようだが、その内容は呆れたものだ。これほどGOP偏向のタカ派“ジャーナリスト?”による米政界レポートを公器のメディアが億面もなく報道するとは恥さらしだ。 かつてNHKの米国特派員だったH.Y氏。…

経済不況の三悪(枢軸)は?

中国政府や独政府そして米共和党が進めようとしている経済政策について、Paul Krugman教授が舌鋒鋭く明快に切り込んだ。 この三者は共通して一体何をしようとしているのかと疑問を呈する。 “They're all trying to bully the Federal Reserve into calling o…

懐旧よりLook ahead

小学校の同窓会に参加した。ほぼ35年ぶりである。何年おきに行なわれているか知らないが、今回で10回目だという。1952年度(昭和27年度)卒の同期生30人弱がホテルに集まった。敗戦後2年経ち、国民学校が小学校と改称され、教科書がカタカナから平仮名に変わ…

Japan's Overblown Anxiety(日本は心配し過ぎ)?

“Pessimism abounds, but there are solid reasons why Japan's future may not be as bleak as it seems.”(悲観主義が蔓延しているが、日本の将来は考えられるほど暗澹たるものではなさそうだ。その確たる理由がある) これはInternational Herald Tribune…

Obama' approach in foreign policies to be changed?

10日間に及ぶアジア歴訪を終えたPresident Obama。横浜でのAPECのあと、ヘリで鎌倉へ。幼少の頃、母親に連れられ見学した大仏を再訪。味が忘れられなかったgreen tea ice cream barをほおばり留守中の2人の娘さんへの数珠のブレスレットをお土産に帰米の途…

《続》Suu Kyi女史−−Dawと呼ばれて意気軒昂

昨日7年半ぶりにhouse arrestを解かれたSuu Kyi女史を14日付The NY Timesは“Burmese Dissident”(ビルマの反体制活動家)と呼び、次のように伝えている。 “One day after being freed from house arrest, Myanmar's pro-democracy leader, Daw Aung San Suu K…

Suu Kyiさんは自由の身になったのか?

“Aung San Suu Kyi walks free”−−英紙The IndependentのHeadlineだ。 Bloomberg Businessweekも米東部時間13日6:37am、“Aung San Suu Kyi Released From Detension in Myanmar, Lawyer Says”と報じた。 ビルマ民主活動家leaderのスーチー女史がhouse arrest…

“理想と希望は萎んだのか?“”Obama Speech

米中間選挙期間中、Barack Obamaは景気対策やGOP批判に終始した。結果はあえなくDPのHouseでの歴史的敗北となった。 米国の現状を直視すれば内向きになるのも止むを得ないだろうが、Obama氏のSpeechから理想や希望が聞かれなくなったとき、特に若者はObama離…

警戒すべきPeer Pressure−−bullyingに通じる

“Peer pressure and bullying go hand in hand”−本日の某英字紙のheadline--「『同調圧力』はいじめに直結」--に注目した。 Peer pressureが児童・生徒たちのあいだで強まる傾向がある。“Peer pressure refers to the pressure in individuals to conform a …

今なお面白く、タメになるPeanuts--“Charlie Brownとその仲間たち”

70年代〜80年代にかけて高校生にEnglish Readingを教えていたころサブ・テクストにCharlie BrownのCartoonsを使った。4コマ漫画のballoonを読解し、オチを理解する。高校生にとってそう簡単な題材ではない。 8人?のcharactersがそれぞれ個性的で魅力がある…

5時間34分と前後半合わせて1時間

ビルマ(通称ミャンマー)で20年ぶりに総選挙が行なわれた。立候補登録料が500ドルかかる。アジアの最貧国ではべらぼうな高額だ。これじゃ民衆は立候補できない。これも軍政が反対勢力の国民民主連盟(NLD)を排除するためだろう。 リーダーのAung San Suu Ky…

不屈の闘女Nancy

大敗した下院Demの多くはBlue Dog(保守穏健派)だった。 リベラル派は余り痛手を受けず再選されている。同派の盟主がHouse SpeakerのNancy Pelosi院内総務だ。 このDPのトップは今度Minority leaderとなり、来年1月House Speakerの座をGOPのJohn Boehnerに明…

GOPの次の狙いは見え透いている−“Obama, don't change the course but change your ways”

The Midterm ElectionにおけるDPの歴史的敗北を受けて米英メデイァはBarack Obamaの頭にいろんな冠を被せている。 rebuke(懲戒を受けた)、chastened(懲らしめられた)、subdued(征服された)、shellacking(完敗の)等々。 昨日のThe White Houseでの記者会見…

Barack Obama起床!

“GOP captures control of House:Democrats to retain Senate” Midterm electionの大勢がほぼ判明した直後のThe Washington PostのHeadlineだが、主な英米紙に共通した見出しだ。 Tea Party旋風が吹き荒れたことは確かだが、この神輿に乗って当選した新人議…

Make a fresh start, Obama!

米The Midterm Electionの投票が始まった。 出口調査を待つまでもなく、Barack Obamaの苦戦はは必至だ。GOPのHouse(下院)での歴史的圧勝は確実視されている。Senate(上院)もDems.が大苦戦、GOPに奪取される懸念さえある。 最終の集計結果はフタを開けるま…

隣国に踏み絵を迫るassertive China

“China's rise forges closer ties between its neighbors”(中国の躍進は隣国に緊密な結びつきにを迫る) “A newly assertive China prompts neighbors to team up”(新たな傲慢国中国、隣国に協力を促す) 今日のInternational Herald Tribuneの見出しだ。a…