Make a fresh start, Obama!

米The Midterm Electionの投票が始まった。

出口調査を待つまでもなく、Barack Obamaの苦戦はは必至だ。GOPのHouse(下院)での歴史的圧勝は確実視されている。Senate(上院)もDems.が大苦戦、GOPに奪取される懸念さえある。

最終の集計結果はフタを開けるまでわからぬが、ひとことで言えば“From an old hand in Washington,a campaign for change”。「ワシントン政治の手法はもはや旧い。変えなきゃらならん」というキャンペーンが基調となっている。Barack Omamaの“Change”は古い。だから、再度changeしなきゃならんというわけだ。
全土で?旋風を巻き起こしているTea Partyなんて知性も品位もない白人だけの勝手気ままな中間層の集まりだ。仕掛け人がいるが、TEAをTaxed Enough Alreadyとこじつけたのは敵ながらあっばれだが・・・。

さてMid Term後のBarack Obama氏はいかにあるべきか。厳しい政界情勢が待ち構えている。
The NY TimesのOp-EdコラムニストRoss Douthat氏は“Obama's impossible dreams”と指摘。同氏は2008年に“Grand New Party:How Republican Can Win the Working Class and Save the American Dream”を著している。先読みの鋭いコラムニストだ。

英国生まれのThe NY Times International Herald TribuneのコラムニストRoger Cohenは“Get Bold, Barack”(オバマよ、大胆になれ)と鼓舞する。
同氏はかつてBarack Obamaの強力な支持者だった。

そしてぴピューリッツア賞を二度受賞した著名な米コラムニストNicholas D.Kristofは“Give Obama a break”と「オバマに一息つかせたらどうだ」。
Albert R. Huntは“For Obama,time to make an overhaul”“What is necessary, leading Democrats say, are fresh personnel, policies and approaches”と指摘する。

つまり、President Obamaに不可欠なのは人事、政策も含めたA Fresh Startだ。