2011-06-01から1ヶ月間の記事一覧

我がColumbo---アテレコ・アフレコ名人がいてPeter Falkがいた

Peter Falkが逝った。LA市警殺人課の敏腕刑事を温かく演じて、長く人気を博した。ボサボサ頭でヨレヨレのレインコートが良く似合った。『車にレインにコート−にわたしのこのツラ、これだけそろってりゃと十分だ』と自伝で云っている。 現代旧シリーズ“Columb…

原風景は描けない

真夏日どころか酷暑の到来だ。39℃以上が全国で5ヶ所。埼玉は残酷だ。熊谷で39.8℃とrecord breaking。High Noonの街中、直射日光が当たる場所では45℃と云うから先が思いやられる。 一方で豪雨。上高地がやられた。東北地方が気になる。今度は被災地でなく秋田…

21世紀版「日独伊三国同盟」は無理か?

Fukushima Nuclear Plant事故を機に、脱原発・原発開発停止が世界の潮流になり加速化しつつある。 海外メディアはJapan Nuclear Crisis(原発・放射能クライシス、ニッポン)として警戒感を強めている。 EU圏では脱原発王国としてドイツが先頭を切っているが、…

(続)越中間がキナ臭い

南シナ海に100以上の小島が浮かんでいる。人が住めないが海底資源が豊富だ。 Spratly Islands(南沙諸島)。石油、天然ガス、鉱石などに目をつけ、領有権を巡って論争が絶えない。 1988年3月14日、Spratly Islands naval battle(スプラトリー諸島海戦)が起き…

中越紛争の予兆か?

Communist Party独裁のVietnamではデモは許可されていない。にも拘らずハノイやホーチミンで小規模ながら連日デモが発生している。 anti-China protest反中抗議デモだ。スローガンは“Stop Violating Vietnam's Territory”。5月下旬に中国船がベトナムの探査…

Food Crisisは.......。

反原発・脱原発の動きがEU圏で加速化している。発火点となったトラブル・メーカーの日本でも抗議運動が活発化しつある。町おこし、村おこしを狙いに原発を誘致した市町村の心理は複雑だろう。 穀物・野菜・魚などの放射能汚染が心配だ。神奈川県ではお茶の葉…

11日と云う日---憂鬱と震撼

朝から小止みなく雨が降り続いた。お昼頃やんだがすっきりしない11日だった。 6月11日、手を合わせ、頭を下げ黙祷。この日が巡って来ると思い起すだろう。3ヶ月前の11日と3ヶ月後の11日(11-09-01)のことを。9/11が世界を引き裂いた。3/11が日本の進み行きに…

古老を飲み込むGodzilla Tsunami

青森、岩手、宮城の三県にわたる三陸沖大津波が明治〜昭和に3回起きている。 吉村昭氏の『三陸海岸大津波』を読んだ。大津波に遭遇した人たちの生々しい証言と記録に震撼させられる。 明治の大津波が来たのが旧暦端午の節句、昭和8年の大津波は3月3日桃の節…

紀元前に遡るTsunamiの歴史・・・

3/11大地震による戦後最悪の惨事の元凶は何といっても太平洋三陸沖地方を襲った巨大津波だ。 「津波」がtsunamiとしてEnglish Dictionaryを初め国際用語に登場したのは20世紀、1907年のことだ。great sea wave produced by submarine earth movement or volc…

被災地の窮状と永田町の惨状

大津波の危険性に対する過小評価、原発melt downの情報隠し、事故に対するバックアップ・システムの欠如など、いずれを取ってもPM Kan政府とTEPCOのお粗末さと無責任さには唖然とさせられる。 それ以上に目も当てられないのが、PM Kanに対するconcentrated f…