2012-01-01から1ヶ月間の記事一覧

“居直り”と“残った、残った”?

“「無責任な企業」東電2位”--先週末のA紙夕刊国際面のHeadlineだ。 スイスで開催されたダボス会議に合わせ、国際NGOがこのほど発表した「無責任な企業」のランキングでTEPCOが第2位なったという。福島原発事故をめぐり『情報の公表が遅く、ウソもあった。隠…

“受けて立つ”のか挑戦状か・・?

24日朝、首都圏は久々の雪化粧。“犬は喜び庭かけまわる”ほどではないが、さすがに冬は苦手ではないようだ。 かと思えば、隣国中国、北京の大気汚染のヒドさにビックリ。未だ黄砂の季節には早いのに・・・。 市民は国の対策の遅れに業を煮やし、自分たちでモ…

“曖昧な日本”に新生はない

3/11巨大地震と恐竜津波の爪痕は人々の眼に癒しがたい惨禍を刻んだ。quakeとtsunamiの自然災害が呑みこんだ夥しい数のsudden death(突然の死)の悲しみは尽きることなく、僕たちは言葉も無く眼を閉じ鎮魂を祈るほかない。 ボクも仲間らと福島の被災地に足を…

“現代史”を新たに書き換えるべきとき

A紙今夕刊に≪脱原発世界会議≫(Global Conference For A Nuclear Power Free World)--1/14(土)・1/15(日)パシフィコ横浜---の新聞広告。 「福島の原発事故による放射能被害が広がる中、私たちは何を学び、どこへ向かうのか---2012年1月、世界の人々と一緒…

“怠惰な現実主義”から脱却するとき

原発の寿命を「原則40年」に法制化--初めて政府が原子炉の運転期間を40年とする規正法を打ち出した。が、大いに結構と喜ぶのはまだ早い。ウラがある。例外規定を最初から設けて、老朽原発を酷使する道を残している。来年度も原発推進予算を4200億円計上、休…

Embracing Catastrophe「破局を抱きしめて」

BS1で「2012 巻頭言特集--震災後 日本と世界の眼」を視聴した。当代きっての日本研究家John Dower氏とGavan McComack氏との対談に聴き入った。 前者は“Embracing Defeat--Japan in the wake of Wold WarⅡ ”、後者は“The Emptiness of Japanese Affluence ”の…

概観--2011 PICTURES OF THE YEAR/ Newsweek

Newsweekの特集号“2011 Pictures of The Year”(2011--カメラが捉えたこの1年)が手に入った。 見開きおよそ50ピースの写真を分類--REVOLUTION(革命), FURY(猛威),CRISIS(危機), TRIUMPH(凱旋), SPECTACLE(壮観), SCANDAL(スキャンダル),MOURNING(哀悼…

平安を祈りつつ・・・

穏やかな新年の幕開けである。朝届けられた賀状には平穏な年を祈念するgreetingsが大半だ。 が、午後我が街にもにかなりの揺れが走った。震源地は鳥島沖、深度は深いがM7.0。日本列島の広域に及ぶ“震”だ。 よく考えれば、日本列島そのものが≪つり橋の上に乗…