2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

A look back(回顧)と悔恨(remorse)

先週末のNYT国際版, Int. Herald Tribuneが写真で見るこの1年(2011: THE YEAR IN PICTURES)を特集。そのHeadline、A look back(回顧)の序文冒頭の写真、3/11大震災と巨大津波に襲われ炎上する宮城県名取市の惨状に息を呑む。 前書きは“From Arab Spring to…

ターニング・ポイント

今年の漢字一字『絆』やPM Nodaの<収束宣言>を声高に批判するつもりはないが、被災地の現状に照らせば首を傾げない方がオカシイ。 TIME誌のPerson of the Year(今年の顔)“Protester”(抗議者)との落差は何を意味する? M紙の「日本よ!悲しみを越えて」の…

奈良岡さんに喝采

他人の演技に口を出さなかった奈良岡朋子さんが後輩の演技指導に乗り出した。82歳。大滝秀治さんとたった2人の民藝座第一期生である。年間150もの舞台をこなす奈良岡さんが川崎の劇団の稽古場に連日通っている。その軽快な足取りと凜とした後姿は大衆演劇の…

塩屋岬の灯台に光が蘇ったが・・・

昭和最後の年、88年4月11日、Tokyo Domeのこけら落とし。不死鳥公演の特設ステージの美空ひばりの立ち姿は荘厳だった。 名曲となった星野・船村コンビによる『みだれ髪』の一番目最後のビブラートが途中で途切れ聴くに堪えなかった。 ひばりにしては珍しい。…