2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

求められるOFAへの再結集

Organizing for America(OFA)のdirector, Mitch Stewart氏からメールが届いた。秋11月の中間選挙に向けて、GOPがなりふり構わぬ動きを強めているからだ。 今週、Arizona, Florida, Alaskaの三州で過激派の超保守系候補者を擁立し、例のTea Partyが唱導するア…

人口増の時限爆弾を除去する法

インドの最大の難題は人口増の時限爆弾を抱えていることだ。 現在、人口12億、そこへきて年齢構成が余りにもアンバランスに若い。総人口のおよそ5割が25歳以下だという。若年層が多く占めるインドは労働力も強力だ。経済成長率は、急速に高齢化が進み、老齢…

Glenn Beckは何者・・? “He is not someone but no one.”

President Obamaの地球温暖化対策をClimateGate(クライメイト事件)だとワメクFoxの超右翼アンカーマンGlenn Beckが8/28にねらいを定めてワシントン行進を主催。 8月28日は47年前の63年、The Lincoln Memorialへ向かうWashington rallyにおいて“I have a Dre…

カタすかしも色々ある

米元大統領Jimmy Carter氏も齢を重ね、今年86歳。にもかかわらず達者なものだ。USにとってNorth Koreaとの数少ない大物キーパンソンの一人。難問が発生するときまってPyongyangを訪れ解決役を買って出る。 今度もN.Koreaを訪問し、同国に不法入国し拘束され…

闇将軍が表舞台に−JDPの怪

Nikkei hits fresh 9-month low / Dollar falls to lower ¥85 level after Kan,Shirakawa talk on phone 一昨日24日付英字紙Daily Y, Business欄のHeadlineである。いま円高、株安の連鎖に渦中にあり苦悩する我が国の現状を横目?に、JDP代表選をめぐる覇権…

寛容なmutifaithのPentagon Chapel

9/11 Terror Attack跡地、Ground Zero近くのMuslim文化センターとモスク建設計画の是非をめぐる論争がNYでヒートアップ。 計画ではMuslimを連想させるイスラム様式の尖塔やドームはなどはつくられない。Muslim教徒側は、モスクが、西洋との相互理解、和解を…

Iraqiの深層−−求められるglocal(gobalocal=think globally and act locally)な視点

イラク駐留米軍の最後の戦闘部隊が撤退を開始し、クエート国境へ移動、19日までに完全撤退するという。 英国BBC Newsは今月初め“US President Barack Obama has confirmed the end of all combat operations in Iraq by 31 August”と伝えていたが、大統領は…

怪−長寿王国に暗部

“Tracking the Mysterious Fate of Japan's Oldest Citizens”(日本の最高齢者の奇怪な運命を追跡調査) 住まいや生死さえ明らかではない100歳以上のお年寄の行方が判らない。その数も10人や20人どころではない。俄かに厚労省や地方自治体が大騒ぎになり、調…

National Socialistスキンヘッド族は反社会的暴力集団

2010FIFA World Cup South Africaでドイツ・チームが4強まで進出した背景に多文化共生を目指す同国の国是・政策がある。 海外からの移民者が全人口の1割を占めるドイツ。なかでも注目されるのは中東系移民の二世、三世が多い点だ。 例えば、サッカー・ナシ…

mosque もhijabもマカリならん?

米国民のほぼ5人に1人がPresident Barack Obamaがイスラム教徒だと本気で考えているというからビックリ。これは明らかな誤解なのだが、共和党支持者に多い点、デマ宣伝の臭いがする。そこへ、今般持ち上がったグランド・ゼロ跡地近くのイスラムのモスク建設…

支持率低下しても揺るがぬ信念

3001/09/11Terror's Attackにより崩壊したWTC跡地“Ground Zero”の近くにIslamic Mosque(イスラム教徒の礼拝施設)が建設される問題をめぐり、President Obamaは「イスラム教徒も我が国の他の宗派と同じく、信仰を表現する権利を持っている。信仰の自由は揺…

冷遇・蔑視されるアジア諸国からの移住労働者

アジアの国情といえば、とかく、Rising China & Indiaに眼を注ぎ日本の現状と比較しがちである。二つの大国を俯瞰するだけで、アジアの庶民の実態や悩みに目をそらしかねない。 現在日本はアジア各国から約19万人の労働研修生を受け入れている。10代後半から…

“生命・生活が一番”−−その基準は?

米Utah州Cedar City、Interstate 15で起きたマイクロ観光バスの横転大事故から1週間経った。Interstate Highwayにズバリ“Drive Alive!”の標識。 そして15号線にも≪Drowsy Drivers Use Next Exit≫(眠くなったら次の出口で降りてください)の看板が草地の中央…

Surrender(降伏)とIndependence(独立)−−歴史を顧み反省すれば自虐思想か?

本日8/15の我が国某英字紙は“Indian Independence Day”(インド独立記念日)に7頁を割き、祝意を表す多彩な広告を掲載している。 年々人口増が止まらず2010年の現在18億に届かんとする大国Indiaを日本は軽視できない。特にIT技術は世界の最先端を走り、米国Ho…

“負の遺産”を乗り越えてEU圏を主導・再生する国は・・・

ドイツは第二次大戦の負の遺産をいち早く清算しようと努めた。日本のような曖昧さは見られない。いまなおNazi戦犯者や協力者への追及の手は緩めない。 先般の2010FIFA World Cup South Africaでも顕著なように国是がbi-racial(多民族)主義に向かっている。…

寸見−−分断・隔絶の非情の時代

8/15が近づく。PM Kan内閣は全閣僚とも靖国参拝はしないという。適切妥当というべし。昨夜もTVで『玉砕』の真実をアッツ島からの数少ない生還者による苦渋の語りから知った。 ここ連日、無謀な大戦に狂奔した帝国日本の最高指導部、大本営の正体が暴かれる。…

Requiem(鎮魂)−−repose of souls(魂よ安らかに)と祈るには悲惨すぎる

8/15に先駆けて今年も8/12を迎えた。JL jumbo jet's crashの惨劇から早や四半世紀を迎えた。JAL 123便、Boeing 747-SR46機が羽田を飛び立って間もなく急降下し、群馬県のそれまで余り名も知られていなかった山の尾根に撃墜した。520名に及ぶ乗客・乗員が落命…

睡魔に襲われたか?Interstate 15

米国Interstate 15で惨劇が起きた。 月曜夜、Utah州Cedar City近くのIron County(鉄郡)を走行中のVan(小型観光バス)が、牧草地帯に横転どころか裏返しに引っくり返っている。日本の旅行会社が企画したパック旅行客14人が乗っており、3人が即死。残りの多…

The Potsdam今昔

独HamburgのMuslimsのモスク(mosque)が閉鎖された。9/11Terror Attack以来アルカイーダ、狂信的聖戦グループの本拠となっているとみなし、当局が封鎖に乗り出したわけだ。 Terror Attackと性格を異にするが、前世紀第2次大戦における最大の殺戮はHitlerの…

The nuclear- free-worldに向けて“及び腰”?の被爆国

ナガサキ被爆の日。平和祈念式典にRoos米大使は参列しなかった。核保有国の仏臨時代理大使Francois X. Leger(フランソア・レジェ)氏が初めて訪れ献花した。 レジェ氏は「ここに来ることで、仏政府の核軍縮への気持を改めて示したい」「いかなる国にもあって…

“歴史をつくるには”−リスクを引き受けても・・

昨日、結婚披露宴に招かれ、午後舞浜のHotelに出かけた。 若手男性スタッフとかつての同じ職場の女子教員のカップル誕生である。寿ぎたい。 冒頭の挨拶を仰せつかった。新婦の勤める学校のPrincipalが早速ご挨拶に見えた。名刺を交換。お相手の名刺には学校…

The nuclear-free-worldへ遠い一歩の距離

今日6日の広島での「原爆死没者慰霊式並びに平和記念式典」だが、国際社会が反核イベントとしてどの程度注目しているか。 英米の代表が初めて式典に出席したことにより海外メディアが大きく取り上げたのは異例のことだ。 我が国は、広島被爆65年「平和記念式…

タカ派で愚か者のひと言を反撃するには・・

President ObamaがIraqiとAfghanistanへの対応に苦慮している。アフガンへの増派によるタリバン掃討作戦に目下出口が見られない。War Against IraqiはBush's Warと批難されたが、今度は対Afghan戦争は「Obama's War」と揶揄され、Obama支持率低落の一要因と…

逆境こそチャンス−−生誕100年を迎えた人間派の“薩ちゃん”

昨年生誕100年を迎えた松本清張さんが山本薩夫監督の告別式で弔辞を読んだ。27年前(1983年)の夏、青山斎場。 今年7月15日が山本薩夫監督生誕100年。享年73才。多くの映画関係者やファンが反骨精神の熱血監督の他界を惜しんだ。 『ああ野麦峠』で主演を演じ…

異色の観光客誘致策

早や八月だ。先月下旬、一週間程度所用で豪州Gold Coast近郊に出かけたが、成田空港は中高生の語学ホームステイ研修団の出国で賑わっていたものの、機内も含め、さほど混んでいなかった。 夏季休暇に入って一週間、昨日あたりが夏休みを海外で過ごす旅行客の…