2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

大気汚染の都、巴里

4/19 The New York Times: Weekly Reviewの社説“Clearing the Air in Paris”にビックリ。 最近のパリの大気汚染はヒドイ。the Eiffel Towerが薄暗い靄に包まれ、光の都をスモッグの都に変えてしまった。 汚染濃度の計測によれば、3月18日、遂に巴里は北京や…

為政者の言葉がカギ

ISISとの戦いは終りが見えない。「テロに屈しない」という勇ましい掛け声だけが聞こえるが、ISを<イスラム過激集団>と呼んでいないか?先進主要国の多くにとってテロは深刻な内政問題になっている。イスラム・テロという言い方が気になる。米国流のテロと…

戦後ニッポンを侮るな!

自衛隊の海外派遣、安保法制という名の<戦争立法>の成立を急ぐPM Abe。9条を変えて「自衛軍」を持つのが狙いだ。 8年前の2007年元旦のA紙社説を改めて読んだ。白抜き見出しは<憲法60年の年明けに>--- 「自衛隊のイラク撤退にあたり、当時の小泉首相は『…

人口流入は御免!

“New Curtain Seals Off Bulgaria”--4/12付The New York Times/International Weekly-- ブルガリア政府がトルコとの国境線にRazor Wire(蛇腹形鉄条網)を張り巡らした。難民の流入を防ぐためだ。既に中東、アフリカ、アフガンからの難民が洪水の如く押し寄せ…

これぞ「反骨」

保守政治家の中に硬骨漢がめっきり少なくなった。反骨たるべきジャーナリストが萎縮している。 「社会の木鐸」と「無冠の帝王」の誇りを持っていた明治人ジャーナリスト桐生悠々は「自分のペンは祖国の危機を救う」ことを信じて疑わなかった。 1934年(昭和9…

入学式--言わねばならないこと

文字通り花冷えの昨日・今日、二つの高校で入学式。畏れ多くも来賓として“臨席”したが、我が身はいつも観照者と批評家である。 昨日の入学式、主役は誰なのか?壇上にスポットライトが当てられ、新入生の坐る会場・客席が暗すぎる。担任に呼名された生徒の顔…

『言わねばならぬことを言う』

あの誤報事件で周囲から徹底的に叩かれてからというもの、A紙が面白くなくなった。今度はTV Asahiが政府から揺さぶりをかけられている。<報道ステーション>で政権に対し辛口の言葉を投げかけてきたコメンテーターのK氏が『官房長官をはじめ官邸のバッシン…

観桜

小金井公園に出かけた。花見どきは街道が普通超渋滞だから心配だったが、予想外にスムーズに動いた。花曇で雨模様、風強しを予想し敬遠した人が多かったのか? 園内は圧倒されるほど桜花full bloom。都内四大桜の名所の面目躍如、思わぬ観桜満喫と相成った。…

Fault Line液状化

9ヶ月振りにブログを再開します。 このところ最も気になるのがFault Line。原義は地質学用語の「断層線」だが、いまの液状化している国際情勢の深層を表す言葉だ。 Cultural communities are replacing Cold War blocs,and the fault lines between civiliza…