2011-02-01から1ヶ月間の記事一覧

LibyansとArmyはDictator Qaddafiの恐怖と愚民化の呪縛から抜け出せるか・・

Col.Qaddafiは「リビアはチュニジアやエジプトとは違う」と大見得を切り、今なおTripoliで健在さをアッピールし、徹底抗戦の構えを崩さない。独裁者が常套手段ととも言うべき、“アメとムチ”を使っている段階では断末魔に追い込まれていると見るのは早計だろ…

狂犬Colonel Qaddafi--手負いの狼

Qaddafiが首都Tripoliで連日演説、健在を強調。数千人?の支持者を前に武器をもって“テロリスト”を殲滅せよと喚いている。 mercenaries(傭兵)と治安部隊が首都に迫る反体制派デモ隊を阻止すべく、容赦なく銃撃している。狂気の如き国民に対する鎮圧、殺戮によ…

彼岸の火事じゃないChChの惨!

22日午後The NY Times comのNews Alertが入った。同時にTVのテロップに“NZ南島Christchurchで激震”のテロップが流れた。 同国に多くのfamily friendsをもつ我が家は一瞬凍りついた。住まいはみんな北島だが、ChChに出かけていないか・・。 何度か訪れた馴染…

turn outward とturn inwardのミスマッチ--受難の就職状況

今春大卒予定者の12月末までの就職内定率68.8%は3年前の81.6%に比して約3%減。近年最悪の数字だ。 その理由は、雇用市場の潮流に逆行して海外志向の若者が著しく少なくなってしているからだ。 我が国主要企業経営者が海外進出をめざしているにもかかわらず、…

Egyptの近未来、そして中東諸国は・・

2.11のTahrir Square。何人かのprotestersが“The people and the army are one hand.”(民衆と軍隊が手を握った)とシュプルヒコール。 Mubarak打倒に向けての軍部の役割はどんなものだったのか。実態はわからないが、少なくとも今のところ、国民の大半は軍部…

Egyptの未来創りの鍵は・・?

Egyptの“White Revolution”についてPresident Obamaは“Egyptians have inspired us, and they've done so by putting the lie to the idea that justice is best gained through violence.”(エジプト国民は我々を奮い立たせてくれた。彼らは正義は暴力によっ…

倒閣運動もいろいろ--a made-in-Egypt revolutionは稀に見る快挙

此方のDPJは内紛が泥沼化の様相だ。PM Kanが獅子身中の虫、O闇将軍に対し党員資格停止に踏み切った。黙っていられないO's children16人が造反し会派からの離脱を求める。離党ではないというから不可解。Okada幹事長は一蹴した。要するに連中は、予算関連法案…

“White Revolution” in Tahrir Square(Ⅳ)--Mission Accomplishedは道半ば・・・・

Mubarak政権の長期独裁を許してきたエジプトのメディアは罪は重い。 政府及び支配政党の声を伝えるプロパガンダ、日本の戦前・戦中、大本営発表の代弁機関と成り果てていた新聞メディアや日本放送協会と同じようなものだ。 1月25日反体制デモ発生後、「デモ…

The White Revolution in Tahrir Squareに乾杯!(続編)

18日間のデモを通じて、Mubarakをstep downに追い込んだのは若者たちのインターネットを通じての連帯の結果だといえよう。 参加者たちは18日間の闘いを耐え抜いた。 前世紀末、ボクらの世代は世界史に刻印される様々な革命に“立ち会って”きた。1986年2月のフ…

Republic Tahrirに敬服!

Egyptの民衆が率いた18日間の反乱が“God is great”(神は偉大なり)の歓喜となった爆発した。 “Lift your hand high, you're an Egyptian”(頭を上げろ。エジプト国民じゃないか)。“The people, at last, have brought down the regime”(民衆が遂に政権を倒した…

Tokyoは冠雪、Cairoは燃える

昨日朝早く西下した。義兄の叙勲に身内が祝宴をあげた。お料理もお酒も美味しかった。ついでに京都駅前のホテルで一泊と相成ったが、お天気がよろしくない。西から東まで本格的な雪になるとの予報だ。柴のHannahが気になる。“雪やこんこん、霰やこんこん・・…

霧の海のなかTahrir Squareのテント村の行く末は・・

今度のEgypt反政府デモの拠点Tahrir Squareがテント村に変わりつある。国民の政治的自由拡大に向けエネルギーを噴出させ、Mubarak政権を激しく揺さぶった数知れぬ民衆たちは置き去りにされていくのか? 国民に厭戦ムードが漂い、交通渋滞が緩和され、企業や商…

我が国若者の就業情勢--非正規・フリーターは世界で異質?

米国やEU圏も失業率が一向に改善されず、雇用創出にもがいているが、我が国の若年層、青年層にのしかかる就職難は世界でも異質だ。 The NY Times東京支局長Martin Fackler氏による最近のレポート“Japan's Young See Their Paths Blocked”(前途を遮られた日本…

名も無き民衆に畏敬!--Cairo

今朝のThe NY Times国際版、International Herald TribuneのEditorial OpinionsそしてCommentary LettersはEgypt情勢一色だ。 “Egypt's Agonies”(エジプトの苦悶)を掲載する社説をはじめ、“An exit plan for Mubarak”(ムバラクの為の引き際プラン)と題して、…

コナタは“八百長”(put-up job)、カタヤは“やらせ”(setup)--どちらもfakeで似たようなもの

今朝の本邦英字紙の一面トップは“Three admit to throwing sumo bouts”(The Japan Times),“3 wrestlers admit fixing bouts”。大相撲八百長を3力士や現元関取が認めたという。八百長は“a put-up job”、“fixed game”ともいう。かねてから噂が絶えなかったとは…

Win the Future(WTF)は新味のない非キャッチフレーズ?

Obama's State of Union addressの最大のキーワード“Win the Future”だが、95年〜99年までHouse Speakerを務めたGOPの保守派Newton Gingrichが2006年に著した著書“Winning the Future”の題名だ。The Washington Post OUTLOOKはこのように冷ややかにコメント…

名匠の新作はもう出ない

藤沢周平さんが鬼籍に入って早や17年になる。時代モノ作家として知られてはいたが、ロングセラーを連発する人気作家だったというわけではない。 1973年(昭和48年)46歳で直木賞を受賞。結核で長い療養生活のあと業界紙での仕事を経ての遅咲きである。受賞作と…