倒閣運動もいろいろ--a made-in-Egypt revolutionは稀に見る快挙

此方のDPJは内紛が泥沼化の様相だ。PM Kanが獅子身中の虫、O闇将軍に対し党員資格停止に踏み切った。黙っていられないO's children16人が造反し会派からの離脱を求める。離党ではないというから不可解。Okada幹事長は一蹴した。要するに連中は、予算関連法案を人質に公然とPM Kanに退陣を求める「倒閣」の挙に出たわけだ。

かつてはTVによく顔を出していたO氏に近いH前大臣が“Kan Administrationは打倒しなければならない”と題する論文を某月刊誌に発表するというから穏やかじゃない。
同じ倒閣でもthe Middle East諸国の場合は命がけだ。
ベンリア強権政権を倒した1月下旬のチュニジアの政変に端を発したpeoples' revolt。「アラブの盟主」の独裁者Mubarakがわずか18日間で退陣に追い込まれた。治安部隊の手により360人以上の死者を出したものの、“The White Revolution”と呼称されるように民衆、特に若者たちの結集による爽やかな国際社会に感動を呼ぶ革命だった。



国連大学上級副学長Ramesh Thakur博士は“Hold your head high, you are Egyptian”と題し“This was a made-in-Egypt revolution of, by, and for the people, not one rooted in U.N. tutelage or U.S. training and money. Tomorrow reason will return, reality will reassert itself and the head can rule the heart again. For today let emotions run free as the world celebrates and embraces the euphoria and elation of the Egyptians.”(国連の保護や米国のテコ入れと資金援助などに拠らない、民衆の民衆による民衆のためのメイド・イン・エジプト(エジプト手造りの)革命だった。明日になればその道理が報われよう。現実が裏打ちしてくれるはずだ。今日は解放感に酔いしれよう。世界は幸福感に浸り得意げなエジプト人民を祝福し、歓迎している)


Egypt revolutionがイランに飛び火し、遂に独裁者カダフィ大佐リビアにまで及びつつある。
Obama政権は思惑が交錯。 “Obama prods Mideast leaders to change ”「オバマ大統領、中東の指導者に(民衆から反乱・デモの火の手が上がる前に)自己変革を促す」

イラン、リビアは超独裁政権だ。民衆デモ隊に徹底的な弾圧に出る懸念大だ。