LibyansとArmyはDictator Qaddafiの恐怖と愚民化の呪縛から抜け出せるか・・

Col.Qaddafiは「リビアチュニジアやエジプトとは違う」と大見得を切り、今なおTripoliで健在さをアッピールし、徹底抗戦の構えを崩さない。独裁者が常套手段ととも言うべき、“アメとムチ”を使っている段階では断末魔に追い込まれていると見るのは早計だろう。

18日間でMubarakをstep downさせたEgyptのprotestersの闘いには畏敬の念を抱く。彼らには確固とした平和志向があり、中でも、恐怖を恐れぬhearts and mindsがあった。軍隊が一貫して静観の立場をとっていた。


米国政治学者で非暴力戦略専門家のマサチューセッツダートマス校Gene Sharp教授は“That is straight out of Gandhi. If people are not afraid of the dictatorship, that dictatorship is in big trouble”(これこそガンジーの精神そのものだ。国民が独裁政治を恐れなくなった場合、独裁政治は窮地に陥る)と語る。

その上で同教授は“If you fight with violence, you are fighting with your enemy's weapons”(暴力との戦いは、武力との戦だ)と付け加える。

問題は軍隊が独裁者に味方するかそれとも民主化を求める人民の側につくかだ。目下、リビアでは軍隊が双方に分断されている。もっとも、Qaddafi側は精鋭の治安部隊と傭兵に過ぎないようだが、武器は重火器、空軍はどうか、生物化学兵器まで用いようとする狂乱君主に化すとホロコーストになる。


結局、Vietnam WarにおけるPresident L.Jonsonの名言“the ultimate victory will depend on the hearts and minds of the people who actually live out there.”(究極の勝利はそこに住む国民の心と頭に左右される)に尽きる。軍隊も含むLibyansのDictator Qaddafiに対する闘を勝利に導く鍵は彼等のHearts and Mindsだ。