空しいrescueとban & sanction---ただ祈るのみ・・

ChChを襲ったterrible quake。CTVの倒壊現場はメディアで見る限り、9/11TerrorによるWTCのtwin buildingsに似て見るも無残な壊滅の惨状を呈している。


行方不明者の状態を突き止めるのが至難なのはわかるが、それにしてもNZ当局は身元確認に手間取り過ぎだ。関係家族の胸中はいかばかりか。申し上げる言葉もない。察するに余りある。



手間取っているといえばChChのrescue部隊だけではない。
Libyaのdictator、Col.Qaddafiのしぶとさと狡猾さ、残虐さは狂気の沙汰だ。

治安部隊と傭兵がprotestersだけではなく無防備の市民に対する殺人部隊に化している。「非情な残忍性はヒットラー以上だ」と市民は怯えている。


米国やEU諸国そしてUNがQaddafi一族及び側近たちのassets(資産)を凍結したほか、市民に対する空爆を防ぐため、no-fly zone(飛行制限空域)を設定し、国内外からの包囲網を狭めている。

QaddafiはもはやLibyaの正当な為政者と認めないとし、事実上の退陣を求める国が続々と現われている。
Int. Herald Tribuneも一面で“His grips on power slips as Libyan rebels attract defectors and firepower”(リビア反政府勢力は政権離反者と兵器を増強、カダフィの支配力衰退)と報じる一方、headlineは“Qaddafi blames outsiders for chaos”。

130人もの海外記者をTripoliに招待し、「リビアは安全だ。紛争はない」と強弁。国連の対リビア制裁措置や戦争犯罪調査を非難し、「混乱は外国やIslamist forcesのせいだ」と反政府デモ参加者をテロリスト呼ばわりするありさまだ。

明らかにlame duckのQaddafiだがstep downの気配はない。なぜこうまで強気なのか? Mubarakのようにメンツと虚勢だけだとは思えない。Libyaの正規軍から反政府勢力への離反者は少なくないが、問題はQaddafiの息子たちが操る子飼いの治安部隊と1日15万円以上で雇われたアフリカ諸国の傭兵の存在だ。

彼らがQaddafiに忠誠を近い、デモ隊を容赦なく殺戮する。支持者たちに大金を配るQaddafiは海外メディアを相手に「国民は自分を愛してくれている」と喧伝する。

もはや多国籍軍の地上部隊がLibyaに乗り込み、Qaddafi排除に出る以外、血の殺戮と内戦に発展し、国家の体を成さなくなるのではないか。