Suu Kyiさんは自由の身になったのか?

Aung San Suu Kyi walks free”−−英紙The IndependentのHeadlineだ。

Bloomberg Businessweekも米東部時間13日6:37am、“Aung San Suu Kyi Released From Detension in Myanmar, Lawyer Says”と報じた。
ビルマ民主活動家leaderのスーチー女史がhouse arrestから7年半ぶりに開放された。この日を待ちわびた熱烈な支持者から歓呼の声が聞こえる。


Suu Kyi女史は2003年5月、地方遊説先で拘束され、その年の9月から自宅軟禁となった。実に、過去21年間のうち15年間幽閉の身だったわけだ。
軍事政権はなぜ、鶴の如く細身の65歳の女史を恐れるのか。

“The international community wants to see her released. If she is freed it will ease pressure on the junta. ”(国際社会は女史の解放を求めている。彼女が釈放されれば、世界は軍事政権への圧力を緩和するだろう”
Bangkok Postはこのようにコメントするが、ビルマ民主化への道を辿るだろうか。国情は楽観は禁物だ。
先の総選挙を巡って投開票の不正がが指摘されている。野党NLDは不服申し立ての方針を示し反撥を強めている。Suu Kyi女史の解放を機に反軍政運動が活発化する可能性がある。状況次第で軍政がまたもやSuu Kyi女史の拘束に乗り出す懸念大だ。
Bangkok Post紙に読者から次のようなメッセージ寄せられている。
“Suu Kyi may not accept the release if she cannot be politically active, and the junta would never that. Perhaps she will choose to go in exile”(スーチー女史は政治活動が許されない“解放”は認めないだろう。軍政が彼女の政治活動を容認するわけがない。そうすれば、女史は恐らく流刑の道を選ぶだろう)

国際社会のなかにも妥協を許さないSuu Kyi女史を“頑迷”だと暗に批判する声も聞かれるが、強権に屈しない女史の姿はBurma建国の父Aung San将軍を彷彿させるものがある。