意気込むGOPのnewcomersの多くはTea Party Children?

3日。日本晴れ。

一族の1ファミリーが我が家で一泊。夜が明けた。四月から小六と小三になる
孫娘が五時起きとは驚いた。いつもと違って興奮気味か・・?
朝から大学箱根駅伝の往路をTVで観る。山下りでW大がTY大を追い越した。

W大10区のアンカー、TY大にじりじり詰め寄られながらも20秒余りの稀に見る僅差でテープを切った。人気のW大だ。18年振りの総合優勝に大手町界隈は沸いた。
穏やかな日本の首都だが政治は一寸先が闇。当方のDPJはお粗末だが、野党LDPも冴えない。
米東部のD.Cは・・? House(下院)がはいよいよ戦闘モードに入る。
The NY Times、News AlartのHeadlineは“GOP Newcomers Set Out to Undo Obama's Victories ”。

勇んで初登院するGOPの新人議員たち。その多くはTea Party Children、素人政治屋さんだ。President Obamaの労作、成果を潰しにかかろうというわけだ。数々の成果の筆頭はなんと言ってもHealth Care Bill(国民医療保険法)だ。
GOPはこのBillを目の敵にしている。政府の歳出削減を進める上での悪法だというわけだ。
彼等の最大テーマはausterity(緊縮財政)。小さな政府?

DCのリベラル派の筆頭、Health Care Bill成立に威力を発揮したNancy Pelosi女史がHouse Speaker(下院議長)の座をGOPのJohn Boehner院内総務に明け渡すことになる。GOPのHouse支配のスタートだ。

Mr Boehnerが早速声明を発した。
“The American people want a smaller, more accountable government. And starting Wednesday, the House of Representatives will be the American people's outpost in Washington D.C. We are going to fight for their priorities: cutting spending, repealing in job-killing health care law and helping get out economy moving again.”
(米国民はより小さく、かつ責任を持つ政府を求めている。水曜日に仕事を開始する。下院は米国民のためのワシントンD.Cの前哨地となろう。我々はまず優先的事案に対し闘いを開始する。つまり、歳出カット、就職の妨げになる医療保険法の撤廃、そして経済の再生である)
聞こえはいいが、どれも2012年の大統領選を睨んでのanti-Obama戦略に他ならない。
我が国のLDPやDPJに似て、GOP内部も一枚岩ではない。The Tea Party Childrenの扱いに加えてSarah Palinも厄介者だ。