初夢なし

2日、日本晴れ。
恒例の一族郎党の集合の日。新年会である。
今年は2人増えて11人(柴のHannnahを含める)になった。
大学箱根駅伝ラグビー大学選手権準決勝をTV観戦。平凡なお正月だ。


平凡で平穏がいい。
が、内外のメディアが伝えるupdade newsやNews Alartは芳しくない。
英紙The Independent On Sundayがインドの隠れた暗部をクローズ・アップしている。
“Over the past decade, as crops have failed year after year, 200,000 farmers have killed themselves”(過去10年間、毎年続く穀物の凶作続きのため、20万人の農民が自殺した)という。現在約12億人口のインド。止まらない人口増により、2025年には中国を抜いて世界一になるだろうと予測される。

人口10万人に対する自殺率は一昨年日本は25.8人、年間総数32,845人。年々自死者が増加傾向にある我が国は深刻だが、自殺率比較よりも、農民の自死が20万人のインドは悲惨だ。Chinaと並ぶRising India、南アジアの大国もFault Linesは覆い難い。人口増とともに一層気になるのは同国の農民たちの疲弊、飢饉と飢餓である。国際社会への影響も少なくなかろう。

背景にインドの悲惨な環境問題がある。気候変動による干ばつと豪雨・洪水、自然災害、環境の悪化による大凶事(catastrophe)である。
昨秋から浮上しているTPP(環太平洋パートナップ協定)。 不可避の課題だと言われているが、我が国の農業セクターから強い反対の声が聞こえる。