Tucson Tragedyの衝撃≪4≫(To be continued)



Arizonaはかねてより政治的不安を抱える風土であり、暴力や破壊行動の発生が悩みの種だった。州そのものが銃所持に対し全土で最も寛大だ。いつでもどこでも持ち歩きOK。今回標的となったMs.Giffords議員もObama氏が推進したmedicare billは支持したが、銃保持に対して寛大な、穏健派だ。

なのに、何故狙われたか。The Midterm ElectionでTea Partyの推す候補を激戦の末の破ったからだ。
Tea Partyのシンボル的存在と云えば、Sarah Palinだ。「撤退するな、弾をこめよ」などいう物騒なスローガンを発することで知られているMs Palin。その政治的レトリックが政治暴力を誘発したという批判に曝され、Glenn Beckなどの保守派コメンテーターに例の格好でメールを送っている。

「仮に政治屋たちが、今回の事件につけこんで、恐怖と暴力を煽る人物を特定描写するようなことが許されるとすれば、我々の子孫には平和は訪れないだろう」この彼女のメールをBeck氏は先週末に受け取りラジオで読み上げが、当のSarah Palinと側近達はTucsonの銃撃事件について地元のメディアからインタビューされながら、知らぬ顔の半兵衛を決め込んでいた。

“Palin faults finger-pointing”(ペイリンは責任転嫁だと非難)しているがキナ臭い。


狙撃犯Jared L. LoughnerがSarah Palinの熱狂的ファンか支持者だったという確証はないとしても、Palinが昨年3月、自らが落選させたい民主党候補の選挙区に銃の標準マークを合わせ(using rifle cross hairs)、資金集めを始めていたという目撃者がいる。

その地区の1つが、今度狙撃された民主党女性下院議員の選挙区だった。
いまさら言わずもがなだが、Sarah Palinの正体見たりだ。