Dalai Lamaのthe three's R's

ダライ・ラマが昨日7月6日、75歳の誕生日を迎えた。亡命中のインド、Dharamsalaは誕生のお祝いに沸いた。


50年前の中国当局によるTibet弾圧に抗議してインドに亡命政府を創立以来、世界に発信するDalai Lama14世の言葉は無視できない。
誕生日の昨日も次のように語っている−−

“I remember my past and I feel that I haven't wasted these years.”
(私は昔日のことを忘れていない。私にとってそれらの日々は無駄ではなかったと思う)
“Even at this age, I find time for my Buddhist studies that give me strength, peace, happiness and keep me in good health”(この齢になっても、仏教の学習に時間を割いている。私に力と、平和と幸福を授けてくれ、健康を保つ源になっているからだ)

Dalai Lama's birthdayについて中国外務省スポークスマンは定例記者会見において“I only remember the two dates: March 8, 1951, and May 23, 1959, the liberation of the Tibetan serf”(当方が忘れられない日は次の2日だけだ。1951年3月8日と、1959年5月23日、チベット農奴を解放した日だ)
前者は中華人民共和国によるチベット弾圧の年。後者はDalai Lamaがチベットを脱しインドに亡命した年である。
Dalai Lama14世といえばMantraだろう。人生に関する仏教徒の16の視点である。

そのうちの1つ---
Follow the three R's:
Respect for self
Respect for others
Responsibility for all your actions
このthe three R'sを範として次のようなSchool Mottoesを鮮明にしている欧米の中学高等学校がある。
 Respect for self / Respect for others / Respect for property
単純明快で深い意味がある。
Mantraの1つに注目すべき言葉がある。
“When you realize you've made a mistake, take immediate steps to correct it”
この意味が「論語」の名言に一致する。
『子曰、過則勿憚改』(過ちては則ち改むるに憚ること勿れ』

孔子は中国で再評価され、崇められ、Dalai Lamaは中国当局の天敵だが、思想は同じだ。