支持率低下の要因は?

昨年は日米の政権が一新、big“Change”の年だった。
年が明けて、両首脳の支持率が大きく低下した。一年前、全米を熱狂させたBarack Obamaも大統領就任後1年を経たこんにち外交・内政面での混迷が目立つ。数々の名演説もメッキが剥げたようで、実行力が乏しいと評価は厳しい。
smart powerを標榜しながら、アフガン増派。戦闘が激化し、昨年の米兵死者は過去最悪。さらには、イエメンをアルカイダの隠れ家と決めつけ、同国政府に軍事協力し“War against Terror”の復活だ。

内政は外交問題より多事多難だ。Massachusetts州の上院補選に敗れ、DPの牙城を明け渡す有様だ。
保守派GOPがObama政権に敵意丸出し。業界の抵抗も異常だ。Medicare Reform Billを民間保険業界が潰そうとしている。気候変動対策に産業界が猛烈に反対している。Obama氏の改革志向を保守派や利害がからむ業界が後退させようとネガティブ・キャンペーンに狂奔している。
これじゃ対話路線、ハト派Barack Obama氏に同情するするわけではないが、自らの政策を推進するのは至難だ。変化を望み、新大統領に託した米国民衆の期待と夢を裏切ってはならない。八方美人じゃダメだ。大胆に、時には頑として自己の信念と目ざす政策から一歩も引かない頑強さが必要だ。米市民も本当に改革、changeを望むのならば、Obama氏の足を引っ張らず押し上げる力が求められる。

我がPM Hatoyama政権の支持率低下の要因は次元が低すぎる。限りなくグレーなO闇将軍に振り回され、平伏しっぱなしだ。闇将軍離れできないDPJ政権は素人集団。支持率の下げ止まりのための目玉政策は・・?