1位と35位のeqaual partnership(対等な連携・同盟関係)・・可能か?

President Obamaが来日した。アジア諸国訪問の第一歩に日本を選んだことにPM hatoyamaは謝意を述べた。


Obama氏の訪日の直前、The NY Timesは“American relations with Japan are at their most contentious since the trade wars of the 1990s.”(日米関係は90年代の貿易戦争以来、最も対立的な関係にある」と解説。かつては、高級車や半導体などの輸出入問題をめぐり両国関係はたびたびギクシャクする他方、安全保障問題、軍事同盟が揺らぐことはなかった。
時代の変化、日本の政権の劇的交代により状況が変わったのか。
両首脳会談の後の共同記者会見を視聴した。
PM Hatoyamaがゆっくりした口調で、丁寧語を用いてかなり抽象的表現を羅列する。その冗長な冒頭発言をBarack Obama氏は辛抱強くうなづきながら傾聴している。

President Obamaの冒頭発言はシンブルで具体的言葉を選ぶのが目立つ。大統領選や数々のスピーチに見られた歴史に残るようなキーワード、キャッチフレーズ、レトリック、名言は聞かれない。極めてプラグマティックだ。
“日米同盟の重層的進化をめざす”とか“未来志向の両国関係”なるnew phrasesはPM Hatoyamaが提示し、Obama氏が同意したようだ。曖昧な表現である。
Obamaの方に忍耐強さと余裕を感じる。そして、その場に応じた何気ないマナーに感服とした。共同記者会見が終り、日本側の司会者に軽く頭を下げ、笑顔で会場をあとにした。“郷に入っては郷に従え”を実践するBarack Obama氏。羽田でAir Force Oneかからタラップを降りた途端、日本式会釈が目を引いた。

米国内では内外の超難問に取り組む0bama氏の支持率が落ちているという。無理も無い。相手の話しに真剣に耳を傾け、忍耐強くuniteの道を探る同氏だ。プレがある、優柔不断と批難されても仕方なかろう。Obamaniaも自分達の期待通りPresident Obamaが政策を進めなければ反旗を翻すなどという狭量は如何なものか? フォーブスによれば世界で最も影響力のある人物はObama氏が断トツ。我がPM Hatoyama氏は35位だった。この差は妥当で、埋まらない。
その点、equal partnershipは果たして可能なの?

あえて言えば、麗句を並べるPM Hatoyamaの方が優柔不断だ。
明日行われるオバマ大統領の“アジア政策についての演説”Obama's Speech in Tokyoに注目したい。