Ojuken世界でヒートアップするexam hell--二年間で2,000万円以上投資

少子化が進むのに、未就学児のなかでexam hell(受験地獄)が過熱化している。この日本の異様現象に米紙Christian Science Monitorが注目。

2歳-6歳の幼児を超名門小学校に入学させようと狂奔するいわゆるOjukenファミリー。入試倍率は25倍、受験勉強に2年間かけなきゃならない。Ojukenの準備に要する経費は2000万円を軽く超える。父親の年収は当然1000万円以上、母親は専業主婦が多く、これじゃ月謝に追いつかない。そのため費用の出どころとして六つの懐が必要だ。
つまり2(dad & mam)+4(grandparents from both sides--父方、母方双方の両親)=6というわけだ。二世代が総力合わせて、一人の保育園-幼稚園世代の子供をexam hellの熾烈な戦いに追い込み、むち打ち、出世街道ならぬwinning runを夢見るワケだ。未就学児こそ哀れ!