「映像翻訳」講座って何のこと?-レッスン5ヶ月で放送翻訳のプロになれるって・・!?

映像翻訳者とかメディア・トランスレーターなどと称する仕事は、昔なら字幕スーパーやアテレコ翻訳者のことだろう。この種のプロを養成すべく、春期生の募集広告が日本の英字紙にデカデカと出ている。
キャッチフレーズは「あなたの語学力を活かすもう一つの仕事」(We fully support your new career!)

どのような仕事か・・。関心ある人たちに夢の実現を次のように誘う『世界の料理、子供番組、アニメーション、音楽、野生生物ドキュメンタリー・・・。さらに、DVDやシアターの映画作品、サッカーやメジャーリーグなどのスポーツ番組そして韓流ドラマや映画まで、我が校から巣立っていった映像翻訳者たちは、今、自分の“好き”を活かして、様々な作品に貢献しています。語学+αの力が活かせる仕事が映像翻訳です。映像翻訳者になろう!』

まさに高度の“語学力+α”が求められる仕事で半端じゃない。40年以上も前になるが、当時ほんの一握りの仕事人しかいなかった。心身を擦り減らした経験のあるボクにとっては、とても夢の世界などではない。