国際協調重視?オバマ外交に懸念あり-活字メディアを読み解く

国際協調路線を重視するオバマ外交だが、アフガニスタンへの増派計画とアフガン、パキスタン周辺での「対テロ戦争」の継続はズバリ言って疑問だ。23日、パキスタン領内へのミサイル攻撃をPresident Obamaが承認した。これが新政権による外交上の初仕事か・・。
早速、パキスタン大統領が「こうした攻撃はテロ掃討には役立たない」と批判している。
アフガン東部においても米軍主導の軍事作戦を展開。多数の民間人が殺害されている。これではBush政権の延長・・何がChangeだ?と批難されても仕方がない。
戦後第二位の高い支持と大きな期待をもってスタートしたObama Administrationの進み行きを注視したい。

ボクたちのメディア・リテラシーが試される。車内で新聞を読む通勤客がめっきり減っている。新聞を取っていない家庭が増えている。
特に若者の新聞離れが目立つ。そうしたなか、仏サルコジ大統領が、不振に陥っている活字メディア業界への支援策を発表。18歳を迎えた成人に、好きな仏紙を選ばせ、日刊紙を1年間無料配達する計画を打ち出した。『新聞を読む習慣は若いときに身につくものだ』と大統領は述べている。
各新聞社が新聞を無料提供し、配達料は政府が負担するというが、日本で同じ施策をA総理が発表したとして、果たして若者の活字離れを食い止められることが出来るか?