党大会より防災-Country First

防災の日である。首相は東南海・南海大地震を想定した防災・避難シミュレーションを宣言した。
米国では防災訓練どころではない。大型ハリケーンGustavがメキシコ湾岸に迫っている。三年前のKatrinaより大型、カテゴリー4。最大風速60mを超えているという。湾岸諸州に住民の避難命令が出された。現地時間1日(日本時間2日)上陸必至だ。


中西部ミネソタ州St.Paulで1日開会予定の共和党全国大会は・?
アラスカ州知事Sarah Palin女史を副大統領候補に指名して度肝を抜いたSen McCain陣営は大会を延期する予定だ。党大会より米国民の安全。Country Firstである。賢明な判断だろう。
Palin女史はアラスカ州のかつてのBeauty Queen、The Hottest Governor in the Coldest Sate of America(米国で最も寒い州の最も熱い知事)だ。今度のVP候補指名を保守派は大歓迎だ。
他方、当然だが、 Who is Palin(ペイリンって誰?)と副大統領候補としての資質を危ぶむ声も強い。まさに評価は二分されている。
党大会は大型化されているが、それ以上にハリケーンは年々大型化し強大になる。そのため、米国では自然災害保険が増大化している。これも地球温暖化の影響に違いない。
こんな時、Al Gore氏のコメントを聞きたいものだ。