こちらでは、またもや“コップのなかの嵐”-あちらでは大嵐Gustavの勢力は弱まったが・

昨夜のPremier Fukudaの突如の辞任表明にビックリ。支持率30%弱を低迷、内圧に屈したのだろう。当人は決然たる意思表明のつもりだろうが悔しさが漂い、いささか哀れを誘う。
“海外からも驚きの声”と邦紙は伝えているが、驚きと戸惑いを隠していないのは中韓だけだ。
昨夜いち早く速報したReuters通信は“Japan PM Resigns To Avoid 'Political Vacuum'”(日本の総理、政治的空白を避けるべく辞任)。
The Washington Post電子版のHeadlineは“Japan's Premier Resigns Position After 11 Months”(日本の首相、11ヵ月で地位を投げ出す)。
いずれも見るべき論評もほとんどなくクールだ。

米国のトップはここ数年支持率が底をつき、国民の強い不信を買っていながら、地位と権限を手放さない。何故か。補佐官など強力な側近にガードされているからだろう。我が国の首相は裸の王様だったのか。
ゴーストタウンのNew Orlaeans、三年前のHurricane Katrinaの教訓から住民100万人以上を避難させたが直撃を免れ、勢力も衰えているらしい。でも、被害は広域に及び少なくない。


むしろ関心は共和党全国大会に注がれている。党大会より国民の安全重視を謳いあげ、党大会の規模をコンパクト化し、世論の支持を高めようとの狙いのようだ。が、VP(副大統領)候補に指名され、いま注目のSarah Palin女史。5人の子沢山に加えて、つい先週一番下の弟を抱いて集会のステージ顔を見せた17歳の娘Bristolが妊娠していると発表。Palin女史は人工中絶反対の超保守派だ。McCain陣営はPalin女史のファミリー騒動の大波をかぶっている。