“肥後もっこす“と“お公家さん”

沸きに沸いた早慶戦。久々に慶応が優勝に躍り出た。ワセダのエース斉藤キャプテンにとっては屈辱の敗退だが、慶応ボーイを率いた監督がなんとも味がある。元職業野球の江藤さん。肥後もっこすで訥弁だ。「だからこそ、言葉が重い。間違えることができないんですよ」


いま、身内から退陣論が渦巻くPM Hatoyamaこそ拝聴すべき“重い言葉”だ。
Hatoyamaさんは八方美人か。記者会見のお答えが詠歎調すぎる。いやにご丁寧だ。そこへきて“言葉が軽い”。口が滑りましたでは済まされない。
普天間基地辺野古へ移設とは、“口が災いのもと”を超えて、背信の言葉だ。

閣僚達に励まされて続投の意欲が衰えないHatoyam氏。宮崎県をはじめて訪れ、口蹄疫の惨禍に対して“政府として全力で取り組ませていただく”。“国難に改めて立ち向かわせていただく”。“身を粉にして働かせていただく”“人の命を大切にする政治に全力を尽くさせていただく”。

語尾を“・・させていただきます”“・・でございます”でしばしば締め括る。何か心にイチモツある場合の怪しい日本語だ。国難とは何か。身を粉にするするとは身を粉々にして自滅するという意味か? 常套語は使わないほうがいい。
Secretary in generalのOzawa氏も“コンクリートから人へ”のDPJのキャッチフレーズが仇となり、下手をするとPMと心中か刺し違えになりかねない。
ゼネコン(コンクリート)からO氏(人)に渡ったものが大判・小判とは呆れたものだ。
DPJは先頭を走るお2人が靭帯損傷、腫れもヒドク満身創痍だ。かかるお家騒動も守護神が不存在のままボヤで鎮火するかも。
でも、世論は収まりそうもない。