a big changeにはpain(痛み)は伴うものだ−今こそ“can-do spirit”を!

Obama in his six-month presidential periodの評価は外交政策は別として、内政とくに雇用政策・景気対策については点数はかなり辛い。なかでもhealth care(医療政策)大改革案をめぐっては、与党DP内でも反対が少なくないとか。政府の歳出増が大きな国家赤字につながるからだという。
a big changeの断行には常に痛みが伴う。バラ色じゃない。ここへ来て、米国政界の党派性が露わになってきた感が強い。が、野党GOP(共和党)も人気が低迷、勢いが無い。
Obama氏を米国の希望の星に押し上げた、Obamamania(オバマ・フィーバー)が終焉を迎えたわけでもあるまい。
大統領就任100日を経た4月末、The NY Timesは有識者や米国一般市民の声を載せている。
Obama has led people to re-think their assumptions. Just like F.D.R (オバマは国民がこれまで抱いてた仮想を再考させた。D.レーガンと同じだ)
Obama is changing what was once the greatest country in the world to a third world country(オバマはこれまでの世界最高の国家を世界の三流国家に変えつつある)
言いたくないが、世界で一番の国家であるという仮想が思い上がりではないか。
“I am proud to be an American again because of Obam a's strength, ability to rally even his opponents. He will lead us out of this mess, even though he didn't create it. God bress America”(あらためてアメリカ人であることに誇りをおぼえる。オバマの力と自ら政敵をも結集させる能力のお蔭だ。彼は、みずからの手で招いたものでもないにも拘らず、混迷する今日の社会から我々を救い出してくれるだろう。アメリカに祝福あれ)

ともあれ、President Obamaの前には想像を絶する難問が次々と待ち構えている。最難問の一つhealth care政策についても議会に再審議を要請した。
最近明るみに出た、イタリアの有名レストランなどでの日本人に対する勘定の法外な請求、いわゆる「ぼったくり」(rip-off)に対して同国観光相が謝罪。日本人観光客の半減を食い止めようと必死だ。
一般米国民の側に立った政策を真摯に追求しているBarack Obama、俄かな効果は期待するほうが無理だが、今すぐにも出来ることといえば、Wall Streetや巨大ビジネスのボスの法外な年俸の「ぼったくり」(rip-off)は許さない姿勢を強め、実行(例えば失業者の救済手当への充当など)に移すことだろう。