Italyの列車爆破の惨事-まさかテロじゃあるまい

先月初め出かけたばかりのItaly、Pisaに向かうLPG積載の貨物列車が昨日未明、北部海浜の町Viareggio近くで大爆破事故を起こし、近郊の民家が炎に包まれ、多数の死傷者を出した。
大やけどした幼い3人の子供がローマやベネツィアの病院に運ばれたが助からず、1日現在死者16名。負傷者27名、その多くが重症だという。

Rome daily Il Messaggeroは“The Inferno of the Innocent”のヘッドライン。Italy当局は事故責任の究明に乗り出しているが、調査は難航。被災地の住民は「何が起きたかわからず、みんな怖くて震えていた。テロリストによる爆破事故だと思った」と恐怖に怯えている。Italyの鉄道事故としては2005年のボローニア近郊で17人の犠牲者を出した列車衝突事故以来、近年例を見ない未曾有の惨事だ。
このあいだ、FirenzeからPisaやRoma,Veneziaなどへ列車の旅をしたボクなどにとっては他人事ではない。一瞬肝を冷やす凶報だ。