抗議行動に対するiron fistに憤り-言葉を選ぶObama氏

大統領選の結果をめぐるイラン国民の抗議行動は当局の激しい弾圧にも拘らず、収束する気配はない。海外メディアを締め出しても、騒乱と当局の特殊部隊の苛烈な暴力の実態は隠しきれない。

静観を保ってきたPresident Obamaも弱腰で臆病などとの議会筋の声もあり遂に、厳しい批難のコメントを発した。
The NY Timesのヘッドラインは“Obama condemns Iran's iron fist against protets”(抗議行動への当局の暴力・弾圧を批難)
Obama氏がcondemnという言葉を使ったのは初めてだが、選挙結果による現大統領の勝利を認めるかどうかの最終判断はイランの有権者に任せると、内政に踏み込むことはこれまでどおり避けた。
Obama氏は慎重な発言を繰り返すが、テヘランの街頭には“Where is
my vote!?”のボードがあちこちに目につく。