President Obama's Speech in Cairo--イスラム世界に向けての呼びかけは感動を呼んだが・・

早や10日経ったが、President Obamaのカイロにおけるアラブ、イスラム世界への呼びかけと提案は好感をもって受け止められ、大方の共感を呼んだ。
0bama氏は過去の米国による中東政策の過ちを認めると同時にパレスティナ人居住地のイスラエルによる占拠に対し警告を発した。
9.11テロについては余り触れず、あえて米国への同情を乞うことを避けた。
彼のキーワードは“That is the peaceful world we seek, but we can only achieve it together”(我々が希求するものは平和な世界だ。が、それは共に力を合わせることによってのみ達成できる)

エルサレムバグダッド、アンマン、そしてベイルートでTVに釘づけになり、Obama's Speechに耳を傾けた多くの市民は“His words are like water for the man walking in the desert”(彼の言葉は砂漠を彷徨する者への一服の涼水と云うべきだ)と歓迎、その上で、After Omaba's words, the wait for action『言葉のあと、待たれるのは行動だ』と付け加えるのを忘れなかった。
アラブ世界で目覚しい一歩を記したPresident Obamaだが、その先に待ち受ける中東外交課題は難題ばかりだ。