The Watergate Scandalから35年、時の人は今ではGreat Outsider

The Watergate Scandalで弾劾に追い込まれたR. Nixonが辞任して35年になる。内情を暴露したThe Washington Postの二人の駆け出し記者、Bob WoodwardとCarl Bernsteinのその後が気になる。

WoodwardはBernsteinとの共著、“The Final Days”と“All the President's Men”を書いたのち、5年前“Plan Of Attack”をSimon & Schusterから単独出版したのち、近況は不明だ。
2年前、世界をあっと言わせたビッグ・ニューズが飛び込んできた。The Watergate Scandalの情報提供者、“Deep Throat”が名乗り出た。その名はMark Felt。元FBIのNO 2だった人物だ。

WoodwardはFeltの機密情報漏洩を擁護した。彼のFeltへの恩義と義務感からだろう。Mark Feltは昨年他界。亡くなる直前Woodwardと共に同氏に会ったBernsteinにとっては最初で最後の対面だったという。
ところで、Bob Woodwardは昨秋ヒートアップした大統領選とBarack Obamaの登場をどのように見ているだろう。
「政治問題に無知・無感覚になった私が投票所に向かうわけがない。私が最後に投票したのはRichard Nixonだった」なんとも皮肉なものだ。a black jokeではあるまい。The Great Outsiderと呼ぶべきか・・?
他方、BernsteinがWatergate後たどった軌道は、米国の狭い政治の世界のはるかかなたに消えていった。