Ichiro comes through for Japan(イチロー祖国に尽くす)/Yes, we canがYes, we didへ

WBCでSamura Japanが二連覇。それもIchiroの見事なタイムリー・ヒットで苦手韓国チームに勝利。これじゃ絵になりすぎだと言うものだ。韓国紙も「名誉の二位」「イチロー、戦犯の汚名を晴らす」と昨日の日韓決戦を大きく報じた。
我が国英字紙のHeadlineは“Ichiro comes through for Japan”(イチロー祖国に尽くす)。

韓国のKim In Sik監督は「なぜ、バッテリーがイチローを敬遠しなかったのか。あれが一番の敗因だ。イチローと勝負を避けるよう指示したのにサインを見逃したようだ」と悔やんだ。
Ichiroは逆だ。「あの場面、自分を敬遠すれば満塁になる。あとに控えているのが中島だとわかれば、ボクを敬遠するわけがない」と韓国バッテリーの自分への勝負に驚く様子はゼロ。淡々としたものだ。

Manager Tatsunori Haraのシャンパーンパ・シャワーの前の発声は“You guys have become strong samurai”(お前ら強いサムライになったもんだ) 『七人の侍』ではなく“29人のサムライ”だ。
Ichiroのセリフ“We did it for Japan”を“Yes, we can”から“Yes, we did it for Japan”に変形するのも面白い。