漢検やめて数検がお勧めモノ

いまやナントカ能力検定試験が大流行だが、漢検はいただけない。高い検定料を集めて巨額をせしめ、金まみれだ。怪しい団体はお引取り願いたい。英検・漢検に10代の子供が群がるのにはワケがある。2級や準2級など有級者を推薦入試で優遇する高校・大学が多いからだ。
検定試験といえば、英検・漢検だけではない。海外旅行地理検定や江戸文化地理検定もあれば家事検定などというものもある。
でも、若者の理数離れが叫ばれて久しい日本では理科検定や数学検定に力を入れるべきだ。最近、数検の受験者が増え、近年30万人を超えているという。小4程度(8級)から大卒程度(8級)まであり難易度差が際立つが、この有級者を入試で優遇する学校も増えているようだ。

正式名は実用数学技能検定とお堅い名称だが、これを実施する数検協会が「数学の日」を決めた。当協会常務理事に言わせれば、「円周率の近似値3.14にちなみ、現代文明を支えている数学の発展を願い祝う日にしたい」との趣旨で本日3月14日を「数学の日」としたとのこと。数学は世の中で意外なほど役立っているという。3.14ホワイトデーを機に苦手の理数にも興味関心をもたなきゃいけないと考えてはいるが・・・。