(続)漢検-やっぱり胡散臭い伏魔殿

ボロもうけで文科省からの立ち入り検査を受けた日本漢字能力検定協会(漢検)だが、ファミリー企業の理事長、副理事長が自民・民主両党議員の数名に多額の献金をしていた。胡散臭い団体だと思っていたが、怪しさを通り越して伏魔殿だ。
献金の原資となっているのが受検料。検定の難易度ごとにランク分けされ1500円-5000円。高すぎないか。私立中高の推薦入試で、英検に劣らず漢検資格取得がかなり有利に働いている今のご時勢、受検者は年々増えているようだ。
「そんなに儲かっているのなら、受検料を安くしたらどうだ」「原資が漢検の受検料となっている献金だとすれば、返金すべし」
こうした至極当たり前の声に漢検の伏魔殿に棲む魑魅魍魎や不埒な輩は耳を貸そうとしない。

漢検ファミリーから献金を受け取っていた議員さんたちに申し上げたい。現総理と一緒に1級か2級の漢検を受検してください。