War Against Terror(テロとの戦い)でテロは根絶できない

9.11のTerror Attackに報復すべく、President Bushが高らかに宣言した「テロとの戦い」War Against Terrorというキャッチフレーズも
今では色褪せている。Terroristsへの報復攻撃が、さらに憎悪と報復を招くという悪しき連鎖が断ち切れないからだ。
イラクは治安が回復しつつあるというが、自爆テロはあとを絶たない。イラク政権や国民は米軍の早期撤退を求めている。
アフガンとパキスタンがTerroristsの温床だという。確かに世界の危険地帯に違いないが、なぜ危険度が増しているのか。

テロ特措法を延長してインド洋での給油活動を継続すれば、テロの抑止と現地の復興支援の一翼を担うことができるのか。国際貢献とはなんだろう。テロ特措法に反対しつつ、「復興支援」を口実にアフガンへの地上派兵を可能とする恒久法の制定を目指している党派もあるが、なおのこと危険だ。

いま海上自衛隊が苦悩している。海外洋上での米戦闘機への給油活動に派遣される若き隊員たち。誇りを抱いているだろうか。言葉に出せない疲弊と悩みの声が聞こえる。