Jesse Jackson(ジェシー・ジャクソン)がObama氏を批判・攻撃-なぜ

英紙The Timesの最新Onlineが伝える。
Washigton D.C.で“影の上院議員”と認めらているあのJessee Jackson師がSen.Barack Obamaの批難・攻撃に出ているというからビックリ。Jackson氏はこの10月で67歳。市民権運動家として知られ、Baptistの聖職者でもある。1984年と1988年の大統領選の際、民主党候補の予備選に名乗り出た大物?民主党支持者への影響力も少なくなかろう。長男は現職の同党下院議員だ。
その彼が、反Obamaの態度をとる理由はなんだろう。
Jackson師に肩を持つコメントはこうだ。
「Obamaは父親はケニヤ人、母親はアメリカ白人家庭の出だ。だから、Afro-Americans(アフリカ系アメリカ人)にルーツを持たない」
「Obamaが大統領選に勝利し、黒人としてのサクセスストーリーを自らクローズアップすることが許されるとすれば、Jackson師の政策を毀損するだろう。事実、彼はJackson師の政治理念を傷つけている」
Jackson支持論への反論も少なくない。
曰く「Jacksonにとってはいつものことだ。ここ数年彼は、市民権運動のリーダーと聖職者という面子は抜かりなく保ちながら、ワケのわからないたわ言を繰り返してきている」
「彼の云わんとしていることは、平凡な才能の人物が、ずば抜けて有能なObama氏を妬んでいることをはしなくも暴露したに過ぎない」
知名度抜群のJessee Jackson師だが、もはや過去の人だろう。