小林多喜二の作品が俄かに売れ出した。『蟹工船・党生活者』(新潮文庫)が今年になり突然100刷を超えた。 背景には悲惨な立場におかれているこんにちの貧困・格差問題、ワーキング・プアの現状があり、1930年代の労働者の無権利状態と重なるものがある。多喜…
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