「世界遺産:憲法9条」をかってに捻じ曲げる罪人

憲法9条は賭け値なく面白い>と我が縁浅からぬ教え子。「価値があるのは、日本人が曲がりなりにも、色んな拡大解釈をしながらも、この平和憲法を維持してきたことです。あの憲法をみると、日本人もいいなと思えるし、アメリカ人もいいなと思える。すごくいいことじゃないですか」「その奇蹟の憲法を・・ボクは少なくとも変えてしまう時代の一員でありたくない」「憲法九条というのは、ある意味、人類の限界を超える挑戦でしょう。たぶん、人間の限界は、九条の下にあるかも知れない。それでも挑戦していく意味はあるんじゃないか。いまこの時点では得空ごとかもしれないけれど、世界中が、この平和憲法を持てば、一歩進んだ人間になる可能性もある」−実に明快で勇気ある発言ー。『憲法九条を世界遺産に』が世に現われて8年。その<世界遺産>を“拡大解釈”どころか、捻じ曲げ、破壊するPM Abeの妄念。
それに追随した2014/07/01「集団的自衛権の容認」の閣議決定はこの国の武力行使・交戦権を認める戦後最大の凶事。
まさに万死に値する大罪を犯したPM Abeとその取りまきに対し、怒りと悲しみを抑えるほど国民はお人好しではない。Abe政権に鉄槌を下すのも時間の問題だ。