真っ平御免“最後のご奉公”

昨日の東京地裁。予想されたことだが「元秘書との共謀認めず無罪」--OZ氏に対する判決だ。強制起訴議決の有効性につき適法と判断したうえで、担当検事の見立て捜査による虚偽報告書の作成を厳しく批判した。このところ検察当局のやり過ぎやヘマなどお粗末さは目に余る。

OZチルドレンやOZガールズは昨夜は祝杯。政治素人集団の祝勝会。呆れたモノだ。
真相は闇のなかだが、元秘書の収支報告書虚偽記載の事実は認定され、OZ氏がそれら報告を元秘書らから受け了承していたことも判決は認めている。

昨日午後『OZ氏無罪!』の号外を出すほどメディアは大騒ぎだが、街行く庶民はシラケ気味だ。

所詮は<疑わしきは被告の利益>(ラテン語で“in dubio pro reo”=When in doubt, for the accused)の原則に則ったまでだ。つまり、“A defendant may not be convicted by court when doubts about his or her guilt remain”と云うわけだ。ボクに言わせればNot GuiltyだとしてもInnocentではない。

「不動産を買うのがOZ氏の趣味だった」と言われる。『裁判があるから国会に出られない』とたびたび言い訳してきたOZ氏。裁判が終わった。国会の証人喚問に応じるべきだ。

それこそ闇将軍OZ氏の≪最後のご奉公≫--That is your last service to the country--だろう。