負け犬(underdog)になるな!



Steve P. Jobsが逝った。「毎日、今日が人生最後の日かも知れないと考えるとすれば、いつか必ずその考えが正しい日が来る」。まさに2011/10/05は彼にとって正解を得た日だったが、早世は惜しみて余りある。Artist, role-model, innovator, life-changerなど数々の呼び名を持つ。

3名で共同創業したApple. Incを81年に解雇されたことでも知られている。後年振り返って曰く「当時はわからなかったが、アップル社に解雇されたことは、私の人生で起こった最良の出来事だったと後で分かった。成功者であることの重さが、再び創始者になることの身軽さに置き換わったのだ。何事につけても不確かさは増したが、私は解放され、人生の中で最も創造的な時期を迎えた」

83年Jobsはペプシーコーラの会長John Scullyをヘッド・ハンティング、Apple社のCEOに。誘いの言葉が振るっている“Do you want to sell sugar water for the rest of your life, or do you want to change the world?”(
残りの人生を砂糖水を売ることで費やしたいか?それとも世界を変えるチャンスが欲しいか?」 
数ある名言のなかでも最も心に刻むべきは2005年Stanford University卒業式の祝辞の結びだろう--“Stay Hungry. Stay Foolish ”(どこまでもハングリーであれ。どこまでもウツケ者であれ」

President Obamaが追悼とコメントを寄せた--
“Steve was among the greatest of American innovators-brave enough to think differently, bold enough to believe he could change the world, and talented enough to do it”(スティーブは最も偉大なアメリカのイノベーターの1人だった--物事を別のやり方で考える勇気があり、世界を変えることができると信じる大胆さがあり、そしてそれを実現するための才能があった)

“The world has lost a visionary. And there may be no greater tribute to Steve's success than the fact, that much of the world learned of the passing on a device he invented.”(世界はビジョナリーを失った。彼が発明したデバイスから多くを学んでいくことが、彼の成功に対する一番の追悼になるだろう」
Barack Obamaの言葉も世界を変えてきたはずだ。国際社会のinnovatorであったはずだ。


Jobsが亡きあと、9%のJobless Rateに苦しむ民衆がWall Stに押しかけ「アフガニスタンでなく、ウォール街をoccupyせよ」、“Billionaires, Your Time is Over”と叫ぶ。Obama氏は抗議デモについて「米国民の不満の表われ」だという見方を示したが、デモ参加者は増え、D.CのThe White House前まで押しかける。その多くがかつてのObama支持層だをいう。全土に広がりを見せるデモ。Obama氏にとってまたも逆風か?雇用創出の遅れは再選を狙うObama氏を窮地に追い込む。

Barack Obamaの弱音は聴きたくない。Steveに学び、負け犬(underdog)気分から脱出することだ。」