“さげ”(オチ)が難しい


5年間に6人のPremiers。その昔、同盟国のアメリカに「回転ドアにウンザリだ」と云われた時代があった。後世語り継がれる世界でも稀有なpolitical pygmyの珍事である。






我がドジョウPMを米メディがYoshiko Nodaと紹介した。いつの間にか女性宰相に変えられた。あとで慌ててYoshihikoと訂正したがPMを女形扱い。皮肉に満ちたギャグか。それだけ日本のPMは国際政治の舞台では存在感が薄い。
The NY TimesのGlobal Edition、Asia Pacific欄。Message from Okinawa, JapanのHeadlineのもと、“Call for Peace without Dependence on Military Power ”“It's Time to the U.S. Marines Home”と勇ましいが、日米首脳会談でのPresident Obamaの表情はいつになく固かった。


落語の5要素じゃないが、マクラもギャグも“さげ”(オチ)もストーリーもメッセージも何もなかっかた。PM Nodaの厳しい船出だ。

日本に関するBreaking Newsは“Typhoon Roke Headed for Stricken Japanese Plant”。今じゃ災害大国ニッポンか。

世界は明日落下予定の米国人工衛星(UARS)を注視。破片が人に当たる確率は3200分の1。高いか低いか。落下の可能性はアフリカがトップ。日本に落ちるとすれば夕方らしい。外出自粛勧告が出るかも。


因みに破片はdebris。瓦礫の意味でもある。3/11巨大津波による手つかずの瓦礫rubbledebris、“瓦礫の山”a heap of rubbleと異なり、UARSのdebrisは世界に散らばる。