What's up in Saitama( どうした埼玉)?

DPJの代表選=PM争いも無難な結果で終わった。闇将軍がトップリーダーに踊り出る異変は避けられたようだが、国内外の目はシラケ気味だ。
韓国聨合ニュースの「PM Kan短命の危機脱す」が平凡だが的を射た寸評だろう。

ご祝儀相場か、Kan政権が≪6年振りの円売り介入≫に踏み切る。止めを知らない異様な円高傾向に反転“急落”したようだが、それでもUS$=¥85台に持ち戻すのが精一杯だろう。米国やEU圏は模様眺めのようだ。株価も急騰したがこれも一時的気休め?

模様眺めでいられないのが国際情勢。中東情勢の最大の課題はIsraeli-Palestinian peace talksの行方だろう。Hillary Clinton国務長官が精力的に仲立ちに奔走している。
が、本家のUSに発生した二つの狂風は困ったものだ。フロリダ州の偏狭な教会牧師が引火しようしたburning Koran。他の州でボヤを起こしている。懸念されたとおり、中東やアジアのMuslimsが激しい反米デモや暴動を繰り返している。
burning Koranと同根にあるのが超保守派のTea Party movementだ。11月中間選挙の予備選。N.Y州とDelaware州で同Partyの後押しする新顔が現職を破り、GOPにTea Party暴風が吹き荒れている。保守化濃厚のmid-term election。President Obamaにとって事態は深刻だ。



ローカルに目を注いで驚いた。厚生労働省が昨日発表した長寿県番付(人口10万人当たりの100歳以上高齢者率)。37年間首位だった沖縄を島根が抜いてトップの座についた。最下位県(最短寿県)はなんと21年連続で埼玉県。数値的にも桁違いに低い。長寿県が「西高東低」の傾向が強いのは何故か。過疎県ほど長寿県?だとは言い切れないようだ。関東以東の料理がショッパイ、関西以西は薄味。この影響もないのか?

さらに不可解なのは有効求人倍率だ。埼玉県が全国ワースト・スリー。沖縄0.30、青森0.32に次いで埼玉は0.36。首都圏ではドンジリだ。

かつては“ダ・サイタマ”などと揶揄された同県だが、今じゃ副都心、超古層ビルがそそり立つrising Saitamaのこの実態・・。2年半前から仕事場の本拠地が同県に移ったボクには少なからず気になる。