ハナ・アンナがハンナ(Hannah)に・・躾けなきゃ

一族の願いもあり、仔犬がやって来た。雌犬だ。
子供とたちと孫たちが仔犬の命名をめぐってひと騒ぎ。アンナがいいという。ハナがいいという。洋名より和名がいいという。
それがいつまにかハンナに落ち着き、無事命名完了と相成った。

ハンナ・・たまたま、折りしも開催中のVancouver五輪女子モーグルをTVで見ていたところ、チャンピオンとなった米国選手の名がHannah何某。
これぞハンナとドンピシャじゃないかと、早速辞書を調べたら見事的中した。
和洋折衷で家族、一族郎党大満足となった。
名前の由来、ルーツを調べぬくのがボクの趣味だ。Hannahはアイルランド人、ユダヤ人に多い名前だという。また「≪聖書≫でHannahとは<預言者>のSamuelの母」とある。

旧約聖書(The Books of The Old Testament)のThe First Book of Samuel(SamuelⅠ)、別題 The First Book of The Kingsの第一章The birth of Samuelの冒頭部に---
Hannahの夫をElkanahと言った。彼には2人の妻がいた。
One was Hannah, and the name of the other Peninnah; and Peninnah had children, but Hannah had no children.
Hannahは不妊だった。“Whehefore it came to pass,when the time was come about after Hannan had conceived that she bare a son and called his name Samuel, saying, Because I have asked him of the Lord”
Hannahは主に祈った。主はその祈りに対しHannahに男子が与え、Samuel「その名は神」と名づけたという。

畏れ多くも聖書に登場するHannahだが、聖女どころか一昨日孫娘たちに可愛がられ、昨日、今日と躾が崩れた。甘ったれでは困る。今夜から、気の毒な気がするが、鳴こうが吠えようがワメこうが知らん顔を決め込むことにした。