友愛=friendshipとは何ぞや? 無政策の情念・・

DPJ政権、H内閣が誕生した。
cabinetの布陣の平均年齢はかなり高いが、為政者としての経験はゼロに等しい陣容だ。
New Premierの記者会見は品位はあるが、話が観念的で情緒的過ぎる。高邁な理想とやる気、情念は買えるが、米国筋からは余りにも“無政策”、Obama Administrationとの米日関係は深刻な局面を迎えるだろうと懸念する。
Premier Hatoyamaのキャッチフレーズは“友愛”。
その意味はfriendship:fellowship(それとも“You & I”?)。が、目下、医療保険制度改革や対アフガン対策で悪戦苦闘中のPresident Obamaの現状を見るまでもなく、改革・changeには高度の戦略が求められ、政治力学がつきまとう。脱官僚、政治主導という決まり文句の意味ももう一つ解りにくい。

政治に無関心な無党派層の票をかき集めて圧勝したDPJだが、突き放して言えば、期待半分、お手並み拝見というところだろう。

官邸を後にしたEx-Premier Asoは“敗軍の将兵を語らず”。結構な去り際だが、敗軍の次なる大将は誰になるの? 今夜のメディアはほとんど関心を示さない。