'a good ending for myself'(自らの至福の末期)を過ごしたTed Kennedyへ感謝の別れを告げるBarack Obama

不死身の闘士Ted Kennedyも最期は車椅子で、言葉にもがき体力が尽き果てた。
だが、15ヶ月前、脳腫瘍が発覚してからと云うもの、Tedはいつ何時果てるとも、'a good ending for myself'(自らにとって至福の最期)を過ごしたいと語った。
息を引き取るわずか数日前もそうだった。Tedはお好みのチョコとバター混ぜ合わせの大盛りのアイスクリームにかぶりつき、妻Vickiとともに、James Bondの007シリーズをDVDで楽しんでいたという。

「彼の最期はに満ち溢れていた」Tedのかつての上院の側近、Dr. Lawrence C. Horowitzは、その最期を看取った。「ざっくばらんそのものであり、抱擁を繰り返し、感動に溢れたものだった」
これぞTed Kennedy。見事なendingである。

President ObamaのTedへのtributeは“Michelle and I were heartbroken to learn this morning of the death of our dear friend, Senator Ted Kennedy.”(今朝、敬愛する友、Ted Kennedyの訃報に接し、ミシェルと私は悲しみに打ちひしがれた」で始まる。

そして“Today, our country mourns. We say goodbye to a friend and a true leader who challenged us all to live out our noblest values. And we give thanks for his memory, which inspires us still”(今日、我が国は喪に服している。最も崇高な価値を貫き通すよう我々に求めた友であり真のリーダーに我々は別れを告げる。我々はTedとの思い出に感謝したい。それは今なお我々を勇気づけてくれるからだ)と結ぶ。
noblest valuesの飽くなき追求。それはTedとBarackに共通する目標に違いない。
ボクたちにとってのnoblest valuesは何だろうか。Arlington National Cemetaryに眠ることになるTedへの鎮魂をこめて、沈思すべきだろう。