Edward逝く-黄昏(twiight)のThe Kennedyだが・.・・“誰そ彼れ”(Who is he?)などと尋ねる人はいない

Edward M. Kennedy上院議員が遂に力尽きた。77歳。

Tedと慕われ、President Obamaはa great leaderと敬愛し、“the greatest United States Senator of our times”(現代における最も偉大な合衆国上院議員だった)と惜別と哀悼の言葉をおくった。

The Kennedy(ケネディ家)ほど栄光と悲劇に満ちたfamilyは米国に見られない。
先日他界したJFKの妹(Tedの姉)Eunice Kennedy Schriver女史の後を追うように逝った同氏について、The NY Timesは“Senate Stalwart”(ぶれない、意志堅固な上院議員)とのヘッドラインを掲げた。
DPの重鎮であり長老のTedの存在とその影響力については誰もが認めるところだろう。


Tedが逝きThe Kennedyの空は黄昏を迎えた。が、黄昏の語源は「誰(た)そ彼?」(Who is he?)だ。この問いかけは後世においても永く米国人から耳にすることはなかろう。
1963年11月22日のダラスでのJFKの暗殺の惨劇に始まり、Robert Kennedy司法長官も凶弾に斃れ、JFKの長男までも不慮の事故で失った。

次々と未完の人生を終える家族のなかにあって、Edward Kennedy氏の生涯は悔いなしとは言えないまでも、President Barack Obamaの誕生に立ち会えたことは、最晩年の喜びだったに違いない。