はや秋色、憂色濃い政権政党

異例の長雨のなかの冷夏のまま8月も幕を閉じそうだが、気象予報士はしばらく暑い日が続くという。
立秋をはるかに過ぎてようやく夏らしいお天気のせいか、いつも通り抜ける武蔵野郊外の公園の人工の小滝が涼しさを運んでくれる。

滝はfallsだが、小滝はcascadeと呼ぶ。
公園を抜けて仕事場のキャンパスのgateをくぐると茶褐色の落葉が目立つ。落葉はfallen leavesだがdead leavesともいう。brown colorの落葉は“病葉”(わくらば)、dead leavesと呼ぶべきだろう。

蒸し暑さのなかにも近づく秋色。fallenとdeadはどちらも忌み語だが、本日のA紙一面トップに、近づく総選挙序盤の情勢調査。DPJが圧勝の勢い、LDPのダブルスコアに迫ると報じる。

こうした報道は“報導”と呼ぶべし。憂色濃いgloomy airのLDP、巻き返しが図れるかそれともfallen and dead leavesとなって下野するのか。今度の選挙、有権者の本音が解らない。政治的な成熟度が低いまま投票率が高まりそうだ。
選挙より気になるのが、swine flu(新型フルー)感染者の急増だ。夏休み明け、自治体や学校・企業では、防災訓練と合わせswine fluの警戒警報、防御対策に乗り出さなければならない。