懐旧を捨てるにためらうことなく・・

一年前の大晦日の我がブログのタイトルは“大雪・大荒れ--晦日の不謹慎な街歩き”とある。
一昨日、JR東海のシステムトラブルで新幹線は大混乱だ。100本以上が運休し、運行再開した列車も3時間以上の遅延。お陰で、帰省客は大変な迷惑を被った。北国、日本海側の猛烈な寒波と大雪が遠因だ。つい一週間前、スキー場が積雪がなく、雪乞いしていたのが嘘のようだ。近年全くといっていいほど関心が無くなったNHK紅白歌合戦だが、喧騒のなかでそろそろフィナーレを迎えようとしている。
去年の最終日は、どこへ出かけたのか忘れたが、昼間私鉄電車に乗って都心に出かけている。荷風の『日和下駄』ではないが・・。ボク自身『大雪の災害が懸念される大晦日の不謹慎な街歩き』と記している。
今年は春半ばから生活が激変した。目の福を頂く機会が多いのは有難かったが、丁寧でない雑な暮らしに終始した。
回顧するほどの価値ある体験もない。もはや懐旧を捨てるに躊躇ってはいられないだろう。
ともあれ、No News is a Good Newsのなか、日が替わり、月が替わり、年が替わる。